3200mAhバッテリーと「White Magic」で3日間使える省エネスマホ――「ARROWS NX F-01F」丸い指紋センサーを搭載

» 2013年10月10日 11時47分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモの「ARROWS NX F-01F」は、シリーズ最大の3200mAhバッテリーと、高い省電力性を持つ「White Magic」ディスプレイにより、3日間の実使用時間を誇る富士通製のAndroidスマートフォン。カラーバリエーションはWhite、Blue Black、Magentaの3色をラインアップし、発売は10月24日を予定している。

photo 「ARROWS NX F-01F」

 5インチのフルHD(1080×1920ピクセル)表示液晶に採用されたWhite Magicは、従来のRGB(赤緑青)の3原色に加えてW(白)の信号を持つディスプレイ。画質と明るさを保ちつつ、画面表示の消費電力を最大50%下げることができるという。また直射日光下でも視認性が落ちず、くっきりとした鮮やかな画面でスマホを利用できる。

 メインカメラには有効約1310万画素の裏面照射型CMOS「Exmor RS for mobile」を採用。撮影する被写体やスマホの向きに合わせてオートフォーカスの速度をアップする「インテリジェントオートフォーカス」を新搭載した。また画像処理エンジンの「GRANVU」に組み合わせることで、高感度で低ノイズの写真を撮影できる。

photo カラーバリエーションはWhiteのほかBlue BlackとMagentaの3色を用意

 ボディは、前モデルの「ARROWS NX F-06E」と違って丸みを帯びたラウンドフォルムが特徴。もちろん防水仕様で、背面にはスマート指紋センサーを装備した。指紋センサーは押しやすい丸型になり、カラーもボディに合わせたものになる。プライバシーモードやプライバシービューなど、定評あるセキュリティ機能も継承した。

※初出時に、ARROWS NX F-01Fが防塵仕様である旨の記述がありましたが、防塵には対応していません。お詫びして訂正いたします(10/21 21:56)。

 富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」もさらに進化。ユーザーの姿勢と端末の向きを検知して不必要な横画面表示を防ぐ「あわせるローテーション」を新搭載したほか、ディスプレイを見ている間は液晶を消灯させない「持ってる間ON」の精度も向上させた。

 プロセッサーは2.2GHz駆動でクアッドコアのSnapdragon 800「MSM8974」を採用。OSはAndroid 4.2を搭載している。メモリ容量は、RAMが2Gバイト、ROM(内部ストレージ)が32Gバイト。そのほか、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)と赤外線通信、NOTTV、フルセグ、ワンセグなどに対応する。なお、ワンセグとフルセグの視聴には付属の外部アンテナを接続する必要がある。

「ARROWS NX F-01F」の主な仕様
機種名 ARROWS NX F-01F
OS Android 4.2
プロセッサー Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.2GHzクアッドコア
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約70×140×10ミリ
重さ 約150グラム
連続通話時間 3G:780分、GSM:780分
連続待受時間 LTE:約670時間、3G:約850時間、GSM:約670時間
バッテリー容量 3200mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS(AF/手ブレ補正対応)
インカメラ 有効約130万画素CMOS
メモリ ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 約5インチ フルHD(1080×1920ピクセル)表示 TFT液晶(White Magic) 最大1677万色表示
ボディカラー White、Blue Black、Magenta
主なサービス・機能 Xi(下り150Mbps/上り50Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)、GSM、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth(4.0)、Wi-Fiテザリング(最大10台)、おサイフケータイ(FeliCa/FNC)、NOTTV、フルセグ、ワンセグ、spモード、エリアメール、DLNA/DTCP-IP/DTCP+ ほか
発売日 10月24日予定

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