正式な発売日が確定していなかったアップルの新型タブレット「iPad mini Retinaディスプレイモデル」に関して、11月12日の夕方にメンテナンスを終えたApple Storeが販売を開始した。
出荷予定日は16Gバイト/32Gバイトモデルが1〜3日、64Gバイト/128Gバイトモデルが5〜10日営業日(11月12日午後5時5分現在)。
iPad mini Retinaは、2048×1536ドット表示に対応する7.9型タブレット。従来のiPad miniと比較して4倍の解像度(326ppi)を持つほか、64ビットアーキテクチャの「A7」チップや、M7モーションコプロセッサを搭載し、従来比でCPU処理性能が4倍、描画性能が8倍に向上している。
当初、部材調達などを理由に出荷の遅れが懸念されており、クリスマス商戦が本格化する11月後半発売(Thanksgiving Day前後)とする見方が強かったが、予想よりも大きく前倒しになった格好だ。
なお、Wi-Fi+Cellularモデルは現在Apple Storeでは取り扱っていない。
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