年末の商戦期を飾る注目製品といえば、ついにRetinaディスプレイを搭載した「iPad mini with Retinaディスプレイモデル」。首を長くして発売を待っている人は多いでしょう。ただ、さくっと発売されたiPad Airに対して、かねてから部材供給(主にディスプレイ)の遅れがウワサされていたiPad mini Retinaは、発表イベントで11月中の発売を発表してから、特に正式な発売日の告知もないまま、11月も初旬を終えようとしています。
iPad AirとiPad mini Retinaのどちらを買うか迷っている人の中には、とりあえずiPad mini Retinaが発売されてから決める、という人もいるはずです。問題はいつ発売されるのか、ということなのですが……。
これまでのアップル製品を振り返ると、週末金曜日の発売が有力そうです。そこで、11月に残されている金曜日を数えると、候補は15日、22日、29日の3つ。アップル系ウワササイトとして知られるMac Rumorsは、Target.comが掲載した予約ページを根拠に11月21日を挙げており、これに近い日なら22日発売の可能性は高そうに見えます。が、その一方で11月29日はThanksgiving Dayの翌日。米国ではクリスマス商戦の開始を告げるブラック・フライデーにあたるわけで、この日にiPad mini Retinaの発売をあわせてくることも十分考えられます。
それなら15日は完全に除外していいのか、と考えると、そう断言するのは少なくとも来週前半くらいまでに発売日の告知がないことを確かめてからのほうがいいかもしれません。iPad mini Retinaの供給量を心配する声は多く、年内に手に入れるには発売日に並んで購入するのがやはり確実です。可能性がゼロでない限りは……というか、そもそもiPhone 5sやiPad Airは2週間前からアップルストアに並んでいた人もいたわけで、それを考えると今から並んでもおかしくないかもしれません。
結局、発売日については正式な告知を待つしかありませんが、できれば11月15日に発売されて、長く伸びきった首を早く元に戻してほしいところです。
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