デル、11.6型“2560×1440”液晶の2in1 Ultrabook「XPS 11」：Win 8.1＋タッチ対応の新型「XPS 13」も

[ITmedia]

　デルは11月22日、高解像度表示対応の11.6型ワイド液晶を搭載する2in1 Ultrabook「New XPS 11」、および13.3型フルHD液晶搭載ノートPC「New XPS 13」の2製品を発表、本日より販売を開始する。価格はNew XPS 11が11万4980円から、New XPS 13が12万4980円から。

15ミリ厚の薄型ボディで液晶が360度回転する11.6型2in1 Ultrabook

　New XPS 11は、液晶ディスプレイを逆側に折り返すことでタブレットスタイルでも利用できる、いわゆる2in1タイプのUltrabook。削り出しのアルミニウム素材とカーボンファイバー素材を組み合わせたボディを採用する。ディスプレイは2560×1440ドットの高解像度表示に対応する11.6型タッチパネル液晶を内蔵した。また液晶面には強化保護ガラスの「Corning Gorilla Glass NTB」を装備している。

New XPS 11は「ノートパソコンモード」（写真＝左）、「タブレットモード」（写真＝中央）での利用のほか、ヒンジを少し開いた状態で逆さまに置いた「テントモード」（写真＝右）での利用も可能だ。平面設計のタッチキーボードを採用し、バッグに入れる際や、膝の上で使う際に、キーの傷つきを最小限に抑えるという

画面を折り返して完全に閉じずに、画面を少し立てて近い位置で使う「タブレットスタンドモード」（写真＝左）。このように4つのモードを切り替えながら利用できる。11.6型ワイド液晶ディスプレイは2560×1440ドットの超高解像度表示に対応し、160度の視野角を確保する（写真＝中央）。天板側のデザイン（写真＝右）

　CPUはCore i3-4020Y（1.5GHz）／同 i5-4210Y（1.5GHz／最大1.9GHz）の搭載に対応し、グラフィックス機能はCPU統合のIntel HD Graphics 4200を利用する。メモリは最大4Gバイト（DDR3L-RS 1600MHz）、ストレージは80Gバイト／256GバイトSSD（mSATA）を装備可能だ。ほか11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、HDMI出力、USB 3.0×2、音声入出力、3-in-1メディアカードリーダー、バックライト付きのアイソレーションキーボードなども搭載した。OSは64ビット版Windows 8.1を導入。

　6セルで40ワットアワーのバッテリー内蔵し、バッテリー駆動時間は約8時間としている。本体サイズは300（幅）×201（奥行き）×11〜15（高さ）ミリ、重量は約1.13キロだ。

11型クラスのボディに13.3型液晶を詰め込んだUltrabookも刷新

New XPS 13

　New XPS 13は、1920×1080ドット表示対応の13.3型フル液晶を内蔵したUltrabook。

　New XPS 11同様、削り出しアルミニウム素材とカーボンファイバー素材を組み合わせたボディに、保護ガラス「Corning Gorilla Glass NBT」付きの液晶ディスプレイを装備している。変形機構はないが、ディスプレイはタッチパネル操作に対応する。OSは64ビット版Windows 8.1を導入した（Windows 7 Home Premiumモデルも用意）。

天板側のデザイン

　CPUはCore i5-4200U（1.6GHz／最大2.6GHz）／同 i7-4500U（1.8GHz／最大3.0GHz）の搭載に対応し、グラフィックス機能はCPU統合のIntel HD Graphics 4400を利用する。メモリは最大8Gバイト（DDR3L-RS 1600MHz／オンボード）、ストレージは128Gバイト／256GバイトSSD（mSATA）を装備可能。ほか11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、Mini DisplayPort出力、USB 3.0×2、音声入出力、バックライト付きのアイソレーションキーボードなども備えている。

　6セルで55ワットアワーのバッテリー内蔵し、バッテリー駆動時間は約9時間としている。本体サイズは316（幅）×205（奥行き）×6〜18（高さ）ミリ、重量は約1.37キロ。