ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに続いて、ビックカメラ新宿西口店(4階アップル製品売り場)の「Appleショップ」が12月7日にリニューアルオープンします。クリスマス商戦に向け、人気の高いアップル製品を呼び水とした集客が狙いでしょう。特に最近は、カラフルなiPhone 5cや、iPad Airなどを購入した女性や高齢者の方が、そのままMacユーザーになるという流れが加速し、Macの売り上げもかなり伸びているそうです。
さて、ビックカメラ新宿西口店では、売り場面積を80平方メートルから120平方メートルへ拡大。6人〜8人ほどの専門スタッフを常駐させ、商品展示数も増やしているそうです。売り場のデザインはアキバヨドバシとほぼ同じで、Macの外装に用いられているアルミを模したシルバーの柱や壁、アップルストアと同じ木のテーブル、ほかの売り場と明確に境界を分けている厚手のカーペットなどで構成されていました。
一見してすぐに感じるのはスペースの広さ。商品が所狭しと詰め込まれたほかの売り場と比べて、無駄なスペースが多すぎるような気もしますが、展示機に触ったり、スタッフの説明を聞いたりするときに、ゆったりとくつろいだ気分になれるというのは、消費者側にとってはうれしいところ。そもそも、商品密度がものすごく低いのにそれだけのスペースを用意する意味がある、というのが“アップルブランド”のすごいところなのかもしれません。
お店側としても「中央ウォール(壁)をエレベーター側に寄せて以前よりも売り場全体の見通しをよくしています。アップルの世界観を体験して頂けるようにこだわりました」(ビックカメラ新宿西口店の佐藤壮史店長)とのことで、「新年は是非、新しいMacで迎えてください」と意気込みを語ってくれました。直営店のアップルストアまで出かけなくても、アップルの雰囲気を感じながら専任スタッフが丁寧に応対してくれる場所がある、というのはアップルファンにとってうれしい取り組みです。
クリスマスプレゼントや冬のボーナスの使い道をリニューアルオープンしたAppleショップで考えてみるのはいかがでしょうか。
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