「ARROWS Tab QH55/M」――10.1型“2560×1600”液晶とBay Trail-Tで進化した防水Windowsタブレットを徹底検証最新タブレット速攻レビュー(4/4 ページ)

» 2013年12月10日 15時15分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]
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まとめ:幅広いシーンで活用できるハイエンドWindows 8.1タブレット

ARROWS Tab QH55/M

 このようにARROWS Tab QH55/Mは、非常に充実した装備のWindows 8.1タブレットに仕上がっている。

 量販店での実売価格は9万5000円前後だ。タブレットとしては高価な部類に入るが、この価格にはプリインストールのOffice Home and Business 2013も含まれている。性能と機能、薄型軽量をこれまで以上に高いレベルでバランスさせながら、超高解像度の液晶ディスプレイ、筆圧対応のペン入力、豊富な機能を追加し、さらには防水、防じん、耐薬品という付加価値も備えているだから、高すぎることは決してない。

 先代のQH55/Jに比べると少し重くはなったものの、活用シーンは大幅に広がっている。重くなったとはいえ、それでも約650グラム、9.9ミリ厚のボディだ。これで水にぬれたり、ホコリをかぶることを気にせず、Windows 8.1のフル機能をいつでもどこでも高精細な画面で快適に利用できることを考れば、十分に魅力的な薄型軽量タブレットといえる。

 さすがに第4世代Core搭載のタブレットほどパワフルではないが、ファンレス設計のボディでiPadやAndroidタブレットとほとんど同じ感覚で手軽に扱えるメリットは大きい。軽量志向のハイエンドWindows 8.1タブレットとして、非常に高い競争力を備えた製品といえる。

 なお、「富士通 WEB MART」が取り扱うカスタムメイドモデル「WQ1/M」では、このQH55/Mをベースに、Office 2013を省いた構成や、128GバイトのSSD、各種アクセサリを選択可能だ。2013年12月10日現在、8万820円(10%オフクーポン適用後)から購入でき、電話サポートが初回から有料となる「ミニマムサポート」を選べば、さらに5000円オフの7万5820円まで価格が下がる。併せてチェックしていただきたい。

富士通 ARROWS Tab Wi-Fi

スペック詳細:ARROWS Tab QH55/M

ARROWS Tab QH55/MARROWS Tab QH55/MARROWS Tab QH55/M CPU-Zの情報表示画面。Bay Trail-Tの開発コード名で知られるAtom Z3770を搭載している。Silvermontと呼ばれる新しいアーキテクチャのクアッドコアCPUを中核とするSoC(System On Chip)だ。標準クロックは1.46GHz、Burst Technologyにより高負荷時には最大2.39GHzで動作する(画像=左/中央)。メモリは4Gバイトを搭載するが、32ビット版Windows 8.1で利用できる容量は3Gバイト程度となる(画像=右)
ARROWS Tab QH55/MARROWS Tab QH55/MARROWS Tab QH55/M デバイスマネージャの画面。ストレージは64GバイトのeMMCを採用し、評価機はSamsung「MCG8GC」を搭載していた
ARROWS Tab QH55/Mの主な仕様
製品名 ARROWS Tab QH55/M
メーカー 富士通
OS 32ビット版Windows 8.1
本体サイズ(幅×高さ×厚さ) 約267×180.8×9.9ミリ
重量(実測値) 約650グラム(635グラム)
画面サイズ(液晶方式) 10.1型ワイドIPS(フルフラットファインパネル IPS Alpha液晶)
アスペクト比 16:9
タッチパネル 静電容量式
デジタイザ 電磁誘導式、スタイラスペン付属(1024段階筆圧対応、ワコム製)
ディスプレイ解像度 2560×1600ドット(約299ppi)
CPU(コア数/スレッド数) Atom Z3770(4/4)
動作周波数 1.46GHz/最大2.39GHz
チップセット CPU内蔵
vPro
GPU CPU統合(HD Graphics)
メモリ 4Gバイト(LPDDR3-1066)、最大4Gバイト
メモリスロット(空きスロット数) オンボード、デュアルチャンネル転送対応
ストレージ(評価機実装) 64GバイトSSD(Samsung MCG8GC)
ストレージフォームファクタ オンボード
ストレージ接続インタフェース eMMC
光学ドライブ −(オプション)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(Broadcom)
Bluetooth Bluetooth 4.0
NFC ISO/IEC18092準拠
センサー GPS、加速度、ジャイロ、電子コンパス、照度
有線LAN
ワイヤレスWAN
キーボード −(オプションでスリムキーボードを用意)
キートップ仕様・形状 −(オプション)
キーピッチ −(オプション)
キーストローク −(オプション)
キーボードバックライト −(オプション)
ポインティングデバイス −(オプション)
主なインタフェース USB 3.0×1、Micro USB 2.0×1、ヘッドフォン/マイクコンボ(3.5ミリ)、DC入力(丸形)、Webカメラ(イン約200万画素/アウト約800万画素、カメラライト付き)
メモリカードスロット microSDメモリーカード(SDXC対応)
SIMカードスロット
その他カードスロット
スピーカー(音質補正ソフトウェア) ステレオ
マイク デュアル
指紋センサー スライド式
セキュリティデバイス TPM 2.0
セキュリティロックポート
バッテリー動作時間 約15時間30分
バッテリー仕様 38ワットアワー
ACアダプタ実測サイズ(幅×奥行き×高さ) 35×86×27ミリ
ACアダプタ実測重量(本体のみ/ケーブル込み) 134グラム/184グラム
ACアダプタ出力仕様 12ボルト/3アンペア
ACアダプタ対応電圧 100〜240ボルト(50/60Hz)
DC端子形状 丸形
プラグケーブル端子形状(ACアダプタ側) 2ピンメガネ型
防水/防滴 防水:IPX5/7/8(ペンは防滴:IPX2)、防じん:IP5X、耐薬品:エタノール、イソプロピルアルコール、次亜塩素酸ナトリウム
カラーバリエーション ホワイト
オフィススイート Microsoft Office Home and Business 2013
実売価格 9万5000円前後
発売日 2013年11月15日

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