Lenovo、360度回転ヒンジのベーシック“Yoga”「Yoga 2 11/13」2014 International CES

» 2014年01月06日 22時00分 公開
[ITmedia]
photo 11.6型ディスプレイを搭載する普及価格帯のYogaシリーズ「Yoga 2 11」

 Lenovoは1月6日(現地時間)、米国・ラスベガスで開催されている展示会「2014 International CES」で、360度回転ヒンジを特長とするYogaシリーズの追加モデル「Yoga 2 11/13」を発表した。

 Yoga 2 11/13は、すでに発売済みの超高精細(3200×1800ドット)ディスプレイ搭載「Yoga 2 Pro」と同じボディデザイン/360度ヒンジ機構で用途にあわせて変形する“マルチモード”な特長を継承しつつ、仕様や構成を変更し、普及価格帯に下げた下位バリエーションとしてラインアップに加わる。

 Yoga 2 11は、CPUにクアッドコアのPentium、最大4Gバイトのメインメモリ(2Gバイトオンボード)、最大500GバイトのHDD、1366×768ドット表示+10点マルチタッチ対応の11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する。OSはWindows 8.1。価格は529USドル(日本円換算約5万5300円 2014年1月6日時点、以下同)から。


photo 360度開くディスプレイが特長。これにより、ノートPCモード/タブレットモード/スタンドモード/テントモードに変化する

 Yoga 2 13は、第4世代Core i5、最大8Gバイトのメインメモリ、最大500GバイトのHDDないしSSHD(フラッシュメモリ内蔵HDD)、1920×1080ドット表示+10点マルチタッチ対応の13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載する。OSはWindows 8.1。価格は999USドル(約10万4435円)から。

 主なインタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI出力×1、メモリカードリーダー、720p Webカメラなど。通信機能は802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリー動作時間はYoga 2 11が約6時間、Yoga 2 13が約8時間。

 本体サイズはYoga 2 11が298(幅)×206.5(奥行き)×17.2(厚さ)ミリ、重量は約1.31キロ。Yoga 2 13が330(幅)×221.2(奥行き)×17.3(厚さ)ミリ、重量は約1.58キロ。

300度回転ヒンジのマルチモードPC「Flex 14D/15D」も

photo AMDプラットフォーム搭載のメインストリームノートPC「Flex 14D」

 よりベーシック/低価格志向の変形ノートPCとして、14型サイズの「Flex 14D」、15.6型サイズの「Flex 15D」も用意する。

 Flexは、スタンダードなノートPCスタイルから、ディスプレイを180度以上まで開き、裏返してスタンドモードに変形するマルチモードヒンジを採用するシリーズ。既存のインテルプラットフォーム搭載「Flex 14」に対し、基本システムにAMDプラットフォーム(AMD A6+Radeon HD 8570グラフィックス)を採用することで、より購入しやすい価格帯を実現した。

 主な仕様は、AMD A6-5200M、最大8Gバイトのメインメモリ、最大500GバイトのSSHDないし最大1TバイトのHDD+、1366×768ドット表示の10点タッチ対応液晶ディスプレイなど。USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI出力、有線LAN、SDメモリーカードリーダー、802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0など。重量はFlex 14Dが約2キロ、Flex 15Dが約2.3キロ。価格はいずれも499USドル(約5万2170円)から。


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