「HP Omni 10」――10.1型WUXGA&Atom Z3770搭載で5万円を切るWindows 8タブレット:注目タブレット速攻レビュー(1/3 ページ)

» 2014年05月02日 17時00分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]
ココが「○」
・WUXGA解像度の明るく鮮やかな液晶
・直販モデルは4万4800円と安価
・実測8時間を超えるバッテリーライフ
ココが「×」
・重量約650グラムと最軽量クラスに劣る
・Micro USB経由での充電ができない
・底部の端子類はスタンドに立てると使えない場合も

はじめに:WUXGA表示対応の10.1型Windows 8.1タブレット

10.1型ワイドサイズの高精細な液晶ディスプレイを搭載してボディは、重量650グラム、厚み9.9ミリとスリムで軽量に仕上がっている。剛性感も十分だ

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)から登場した「HP Omni 10」は、10.1型ワイドサイズの液晶ディスプレイを搭載したWindows 8.1(32ビット版)タブレットだ。CPUには、開発コード名「Bay Trail-T」の名で知られるAtom Z3770(1.46GHz/最大2.39GHz)を搭載している。直販モデルは4万4800円(税別)、店頭販売向けモデルはMicrosoft Office Home and Business 2013をプリインストールして5万5000円前後と、手ごろな価格も注目に値する。

 最近は8型クラスの液晶を搭載した製品も含め、Windows 8.1タブレットの仕様も多様化してきているが、本製品は10型クラスと大きな画面を搭載し、かつ比較的軽量志向の製品で、ボディの重量は約650グラム、厚さも最厚部9.9ミリとスリムだ。

 CPUにはAtom Z3770を搭載。4つのCPUコアに加えてIntel HD GraphicsベースのGPUコア、さらにメモリ/ストレージインタフェース(eMMC)、カメラインタフェースなど、タブレットの機能をほぼ1チップで提供するSoC(System On Chip)である。メモリは2Gバイト、データストレージは32GバイトのeMMCという内容だ。

リカバリ用のデータは同梱のmicroSDカード(8Gバイト)に格納されている。そのためメインストレージの空き容量は標準状態で15Gバイト以上確保されている

 底部にmicroSDカードスロットを備えており、リカバリ用のデータを格納したmicroSDカード(8Gバイト)も標準で同梱されている。リカバリ用データでユーザー領域を圧迫しないようにとの配慮からだろう。そのため初期状態で空き容量が15.5Gバイトほど確保されているが、それでもWindows 8.1を使ううえでは空き容量が少ない。別途microSDカードスロットを利用してのストレージ増量、またはクラウドサービスを有効活用するなどの工夫が必要だろう。

 なお、日本HPのWebページではmicroSDカードスロットに対して「最大32Gバイト対応」との注釈があるが、筆者が試した限りでは64GバイトのmicroSDXCカードも利用することができた。このほか、本体にはMicro USB、Micro HDMI出力、ヘッドフォン/マイク兼用端子を装備している。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0+HSにも対応している。

裏面は上質なマットブラック塗装で仕上がっている。光沢部品で表現したHPロゴ、カメラ回りのデザインなども特徴的で、シンプルながらもHPらしい個性を感じる仕上がりだ。ビデオ会議などに便利な200万画素の高画質インカメラのほか、スナップ撮影など幅広い用途に使える800万画素の高画質アウトカメラの2種類を装備している

電源ボタンは上面右端にある(写真=左)。底部の端子類は、左からDC入力端子、Micro USB、Micro HDMI出力、そしてカバー内にmicroSDカードスロットがある。また、両端にはステレオスピーカーがある(写真=右)

左側面にヘッドフォン/マイク兼用端子、右側面にボリューム調整ボタンをそれぞれ装備する

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