NVIDIA、「SHIELDタブレット」「SHIELDワイヤレスコントローラ」を発表日本出荷は未定

» 2014年07月23日 18時50分 公開
[ITmedia]

北米の実売価格は299ドル

 NVIDIAは、7月22日(現地時間)に「SHIELDタブレット」と「SHIELDワイヤレスコントローラ」を発表した。SHIELDタブレットは、OSにAndroid 4.4を導入する。無線LANモデルと無線LAN+4G LTE対応モデルを用意し、価格は299ドルから。SHILEDワイヤレスコントローラの価格は59ドル。現在、北米とカナダ、欧州の一部で予約を開始している。日本における販売は未定だ。

ゲームを重視した「SHIELDタブレット」と「SHIELDワイヤレスコントローラ」

 SHIELDタブレットは、CPUにTegra K1(動作クロック2.2GHz)を搭載するゲーム利用を想定したタブレットだ。解像度1920×1200ピクセルの8型ディスプレイを採用する。オプションで用意するディスプレイカバーはスタンドも兼ねる。本体サイズは126(幅)×221(高さ)×9.2(奥行き)ミリで、重さは390グラム。この状態でバッテリー容量は19.75ワットアワーだ。ストレージ容量は無線LANモデルが16Gバイト、無線LAN+4G LTEモデルが32Gバイトだ。

 本体搭載のインタフェースはMicro USBにMicro SDスロット、そして、映像出力インタフェースとしてMini HDMIを備える。無線接続では、IEEE802.11nまでの2.4GHz帯と5GHz帯の無線LAN、Bluetooth v4.0が利用できる。また、4G LTE対応モデルでは、Micro SIMスロットが有効になる。さらに、有効500万画素のインカメラと同じく有効500万画素のメインカメラを内蔵する。

 NVIDIA GameStreamテクノロジーに対応して、PCからゲームをストリーミングできるようになった。また、NVIDIA GRIDに対応したことで、GRIDクラウド・ゲームにアクセスして、登録しているゲームライブラリをストリーミングしてプレイしたり、ゲームデータをクラウドに保存できたりする。

 このほか、NVIDIAが開発したゲームに特化したスクリーンキャプチャツール「ShadowPlay」に対応したほか、キャプチャした画像を共有コミュニティー「Twitch」にストリーミングしたり、タブレットのゲーム画像を大画面テレビに出力できる「NVIDIAコンソール・モード」が利用できる。

 SHIELDワイヤレスコントローラは、人間工学的に使いやすい形状を採用した。また、高精度で遅延が少ない制御を重視したゲームデバイスとなっている。Wi-Fi Directで最大4基のコントローラを接続できる。コントローラにはヘッドセット端子やタッチパッド、ボリュームコントローラを備え、音声コマンドにも対応する。

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