9月19日午前8時、アップルの新型スマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」の販売が始まった。
いち早く新製品を手に入れたい熱心なユーザーが、アップル直営店や各携帯キャリアの旗艦店に列をなす光景は毎年恒例だが、国内8店舗目の直営店として6月にオープンしたばかりのアップルストア表参道の前にも、発売前から長蛇の列ができた。
行列は青山通りを表参道交番で左折し、南青山三丁目の交差点を過ぎて、さらに外苑前に到達。その数およそ1000人以上にのぼる。直営店ではSIMフリー版iPhoneも販売されたことから、中にはまだ発売されていない国への転売目的で並ぶ人もいたようだが、いずれにしても新型iPhoneの人気をうかがわせる光景だ。
最初に店舗から出てきた男性はiPhone 6を購入したとのことで、「思っていたよりも薄く感じた」「ポケットに入れて持ち運ぶので(6 Plusではなく)6を買った」「何だか大事になったのでちょっと驚いている」と取り囲んだ報道陣に答えていた。
さらに画面が広くなった4.7型サイズの「iPhone 6」と5.5型サイズの「iPhone 6 Plus」。どちらにしようか迷っている人は、是非、林信行氏による詳細なレビューを参照してほしい。ちなみに、発売解禁直後にアップルストア表参道にいた林信行氏に話を聞いてみたところ、「自分は断然iPhone 6 Plusが気に入っているけど、iPhoneを片手で持ちたい人、例えば電車の中でつり革につかまったままiPhoneを見たい人は、iPhone 6を選べばいいと思う」とコメントしてくれた。

ソリッドなiPhone 5sを見慣れていると、iPhone 6の発表当初は丸みを帯びた側面処理に違和感があったが、実際に手にとって触ってみると、エッジに向かってカーブしたガラス面が艶やかで美しく、すぐ気に入ってしまった。角がないので持ったときに手の平になじみやすいのもいい(写真=左)。iPhone 6 Plusの横位置表示。画面が広いので写真や動画を見たりするなら断然こちらがオススメ(写真=右)
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