Let'snote専用LTEプランも発表──「Let'snote RZ4」製品発表会Core M実装のシステム基板に迫る(2/2 ページ)

» 2014年10月02日 20時51分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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必要に応じて厚さを変えて強度と軽量化を実現

 機構的な特徴では、軽量化と堅牢性を両立するために導入した「VHフレームストラクチャー」と「複合ダンパー構造」を紹介した。VHフレームストラクチャーでは、強度が必要なところはパネルを厚くし、必要がないところでは従来のLet'snoteシリーズよりさらに薄くした0.4〜0.45ミリのパネルを組み合わせて軽量化と強度の確保を目指した。複合ダンパー構造では、液晶パネルと天板パネルの間に硬度が異なるダンパーを重ねることで影響パネルにかかる力を低減する。

VHフレームストラクチャー(写真=左)と複合ダンパー構造(写真=右)

VHフレームストラクチャーを導入したトップキャビネット(写真=左)とボトムキャビネット(写真=右)

薄型ファンとヒートパイプを組み合わせたCPUクーラーユニット(写真=左)。硬度が異なるダンパーを組み合わせて液晶パネルを防御する複合ダンパー構造(写真=右)

パナソニック独自プラン「レッツノート専用 Wonderlink LTE A」

 なお、Web販売限定のPanasonic Storeモデルでは、「LTE無線回線バンドル」モデルが登場するが、このモデルで利用するLTEデータ通信プラン「レッツノート専用 Wonderlink LTE A」をパナソニックが用意する。SIMはNTTドコモのXi対応で料金は通信速度制限なしで使えるテータ通信容量が異なる3つのコースから選べる。また、2015年1月末までの期間限定キャンペーンで無料で使えるお試しプランも利用できる。

 コースは「エントリー」「レギュラー」「ウィークリー350」で、転送速度の制限なしで使えるデータ容量や税別の月額基本料金は以下の通りだ。

コース名 お試しプラン(2015年1月末までのキャンペーン) エントリーコース レギュラーコース ウィークリー350コース
基本月額料金 0円 889円 2296円 1000円
パケット容量 1Gバイト/月 1Gバイト/月 3Gバイト/月 350Mバイト/週
最大通信速度 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
超過後速度規制 384Kbps 256Kbps
集中利用規制 366Mバイト/3日 550Mバイト/3日 なし
SMS、通話機能 なし
最低利用期間 なし 6カ月

「LTE無線回線バンドル」モデルではバッテリーパックを外してアクセスできる場所にSIMスロットを備えている

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