「dynabook Tab S38/23M」徹底検証――東芝の“第2世代”8型Windowsタブレットはどう進化したか?前モデルの弱点を克服(3/3 ページ)

» 2014年11月12日 19時30分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

価格を意識しながらも“総合力”で選びたいユーザーへ

 以上、東芝の8型Windowsタブレット第2弾となるS38/23Mをレビューした。最薄、最軽量というわけではないが、8型Windowsタブレットとして不満のないサイズに絞り込んできた点はまず評価したい。

 基本スペックはまさにエントリークラスだが、Officeでのちょっとした文書の作成や編集は無難にこなすことができ、カジュアルなFlashゲームにも十分対応できる。加えて8型Windowsタブレットには珍しく横位置にステレオスピーカーを内蔵し、Dolby Digital Plusのサポートによる(小型デバイスとしては)臨場感あるサウンドが楽しめる点は、動画やゲームで有利だろう。地図アプリなどではGPSの内蔵もありがたい。

 一方、薄型軽量化および低コスト化と引き替えに、HDMI出力の廃止やカメラ画素数のダウン、バッテリー駆動時間の減少などが確認できた。しかしながら、過去にPC USERで行ったVT484/23Kのレビューで指摘した3つの弱点(やや重い、やや厚い、やや価格が高い)について、モデルチェンジですべて改善してきたことは注目したい。発売から時間がたち、実売価格(税別)が3万円台前半まで下がってきており、買い得感も増している。

 もちろん、東芝ならではの「東芝PCあんしんサポート」も利用可能だ。固定電話からはフリーダイヤルで9時から19時まで年中無休の技術サポートが何回でも受けられる。さらに「電話サポートWEB予約サービス」を申し込めば、18時から24時までの時間にサポートから電話がかかってくるサービスを受けられるなど、国内メーカーならではの安心感も心強い。

 より安価な8型Windowsタブレットは存在するため、単に低価格を重視するならば、別の製品がまず候補に挙がるだろう。S38/23Mはメーカーサポートを含む信頼性、そして歴史ある国内PCブランド「dynabook」の一員であるといった総合力で選びたいユーザーに注目していただきたい1台だ。

 なお、同社直販サイトの東芝ダイレクトには、店頭モデルをベースにメーカー3年保証が付いた「dynabook Tab S38/W3M」と「dynabook Tab S38/W6M」も用意している。無料の会員登録により、割引価格で購入できる特典も要チェックだ。

東芝ダイレクトでは3年保証のWeb直販モデルも販売中だ

東芝ダイレクト

スペック詳細:dynabook Tab S38/23M

デバイスマネージャの画面。CPUはAtom Z3735Fを採用。ストレージのeMMCは東芝「032GE4」とある
dynabook Tab S38/23Mの主な仕様
製品名 dynabook Tab S38/23M
メーカー 東芝
OS 32ビット版Windows 8.1 with Bing
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) 約132×210.7×9.5ミリ
本体重量(実測値) 約385グラム(372グラム)
画面サイズ(液晶方式) 8型ワイド
アスペクト比 16:10
タッチパネル 静電容量式(10点マルチタッチ)
デジタイザ
ディスプレイ解像度 1280×800ドット(約188ppi)
CPU(コア数/スレッド数) Atom Z3735F(4/4)
動作周波数 1.33GHz/最大1.83GHz
チップセット CPU内蔵
vPro
GPU CPU統合(HD Graphics)
メモリ 2Gバイト(DDR3L−1333対応 SDRAM/最大2Gバイト)
メモリスロット(空きスロット数) オンボード
ストレージ(評価機実装) 32Gバイト(TOSHIBA「032GE4」)
ストレージフォームファクタ オンボード
ストレージ接続インタフェース eMMC
光学ドライブ
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0
NFC
センサー 加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、GPS
有線LAN
ワイヤレスWAN
キーボード
キートップ仕様・形状
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
ポインティングデバイス
主なインタフェース Micro USB 2.0×1、ヘッドセット/ヘッドフォン共用(3.5ミリ)×1
カメラ イン120万画素/アウト500万画素
メモリカードスロット microSDXCメモリーカードスロット(最大128Gバイト)
SIMカードスロット
その他カードスロット
スピーカー(音質補正ソフトウェア) ステレオ
マイク モノラル
指紋センサー
セキュリティデバイス
セキュリティロックポート
バッテリー動作時間 約7.5時間(JEITA 2.0)
バッテリー仕様 リチウムポリマーバッテリー
ACアダプタ実測サイズ(幅×奥行き×高さ) ※プラグ含まず 27×43×43ミリ
ACアダプタ実測重量(本体のみ/ケーブル込み) 45グラム/76グラム
ACアダプタ出力仕様 5ボルト/2アンペア
ACアダプタ対応電圧 100〜240ボルト(50/60Hz)
DC端子形状 USB Micro AB
プラグケーブル端子形状(ACアダプタ側) USB Standard A
防水/防滴 −/−
カラーバリエーション サテンゴールド
オフィススイート Microsoft Office Home and Business 2013
価格 オープン(税別3万円後半)
発売日 2014年7月5日

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月03日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  3. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  4. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  5. 3COINSで1430円の「PCケース:13.3インチ」を試す 収納ポケット充実、フリーアドレスのオフィス移動に便利 (2026年04月02日)
  6. 視野2.4倍に拡大したオートフォーカスアイウェア「ViXion2」を試す 近視と老眼の悩みを一気に解消、11万円の価値はあるか? (2026年04月03日)
  7. 3COINSで880円の「3D構造マウスクッション」を試す 通気性抜群、これはトラックボールや分割キーボードに適したリストレストかも (2026年04月03日)
  8. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  9. 液晶なのにE Ink風? 約10万円の価値はある? TCLの異色電子ノート「Note A1 NXTPAPER」徹底レビュー (2026年04月03日)
  10. 200Hzの高速駆動、Mini LED搭載の「IODATA ゲーミングディスプレイ GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ」がセールで22%オフの4万6580円に (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年