ディスプレイでは低価格4K対応モデルが一気に普及した。2013年の12月に登場したデルの「UP2414Q」は、それまでの4K対応モデルが30型前後で20万円超だったことと比べると、24型で実売価格は10万円前後と一気に低価格化を進めてしまった。
2014年に入ってからは、27〜28型モデルで製品が多数登場したが、ほどよいサイズとTNパネルの採用で10万円以下の価格を実現し、安いものでは6万円台というものまで登場した。
2014年下半期に入ると、IPSパネルで約10万円のASUS「PB279Q」や、40型で10万円以下のフィリップス「BDM4065UC/11」、そして、NVIDIA G-SYNCに対応したゲーミングラインアップの日本エイサー「XB280HKbprz」など、それまでの価格“だけ”勝負から、10万円以下という価格はそのままで、機能を充実させたモデルが増えてきた。
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SSDでは、Serial ATA 6Gbpsの転送速度が限界になりつつある状況で新たなインタフェース「M.2」が登場した。M.2は従来のSerial ATA接続に加えてPCI Express接続も可能なインタフェースだ。
Intel 9シリーズチップセットでサポートしたことで、M.2を搭載するマザーボードが多数登場し、それに合わせてSSDメーカーもPCI Express接続のM.2対応モデルを投入した。
スタンダードとなるのはPLEXTORの「M6e」などのようなPCI Express x2接続のM.2 SSDだ。ハイエンドとしては、PCI Express x4接続のサムスン電子「XP941」もある。とはいえ、現在のところM.2 SSD製品に選択肢は少なく、各社本格的にリリースを開始するのは2015年になるだろう。
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