薄型ボディを採用したワークステーションZBookシリーズでは、14型ディスプレイを搭載する「HP ZBook 14 G2」と15.6型ディスプレイを搭載する「HP ZBook 15u G2」を展示していた。どちらも、第5世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載して、グラフィックスコアにAMDのFirePro 3Dを採用しながらも、価格を抑えたのが特徴だ。HPでは、このエントリークラスのZBookを教育市場にフォーカスして販売する計画としている。
「HP DL380z Gen9」は、ワークステーションの仮想化利用を想定したモデルで、CPUにXeon E5 v3シリーズを採用するほか、NVIDIAのGRID K1、または、K2を搭載してGRIDコンピューティングで利用することも可能だ。拡張スロットはPCI Express 3.0対応を6基用意し、ダブルワイドサイズの拡張カード2枚とシングルワイドサイズの拡張カード2枚を組み込める。
ピーターソン氏は、ワークステーションには「パフォーマンス」「革新性」「信頼性」という3つの核があると述べる。 HPがデスクトップでもモバイルでもワークステーションシェアトップを確保できたのも、この“3つの核”を達成していることをユーザーが支持しているからとピーターソン氏は語っている。
パフォーマンスは、ワークステーションユーザーの多くは“人件費”が高く、その生産性を上げるために効率的であるために必要とし、革新性においては、開発側だけでなく、ユーザーの意見も重視して彼らが考える課題や必要とするものを提供することが重要とする。「ベストなイノベーションはユーザーとの直接なつながりで起きる」(ピーターソン氏)
小島氏も、日本におけるワークステーションのシェアで日本HPが1位を7年連続で確保していることを訴求する。ワークステーションの需要はCADやCG製作だけでなく、組み込みサーバのリプレース需要、そして、建設土木の現場などの野外利用も増えているとした。
なお、今回の説明会で展示した日本未発表モデルについて、小島氏は、グローバルモデルのすべてを取り扱うのではなく、日本に適したモデルを投入すると述べ、日本に適する条件として、「大きなサイズのディスプレイは、日本ではあまり売れない」と“サイズ”を考慮することを示唆した。


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