Futuremark、3DMarkに異なるAPIの相対比較テストを実装

» 2015年03月27日 21時19分 公開
[ITmedia]

 Futuremarkは、3月26日(現地時間)に3DMarkのアップデートを行い、「API Overhead Future test」を導入した。このテストは、DirectX 12、DirectX 11、Mantleといった異なるAPIにおける性能差の測定が可能になる。

 なお、API Overhead Future testは、1つのシステム構成においてAPIの相違によるスコアを比較するのが目的であって、異なるGPUにおける処理能力の違いを比較するのには適していない。DirectX 12環境におけるゲームの動作を想定したGPU比較用のベンチマークテストはWindows 10の正式発表からほどなくリリースする予定だ。

DirectX 11、DirectX 12、Mantle APIで相対的な性能の違いを測定する「API Overhead Future test」

 API Overhead Future testが動作するためのシステム構成は、DirectX 12関連テストでWindows Technical Preview Build 10041以降を適用し、システムメモリ容量は4Gバイト、グラフィックスメモリ容量は1Gバイト以上、そのほか、DirectX 11が動作するハードウェア構成が必要になる。また、Mantle関連テストを行うには容量4GバイトのシステムメモリとMantle APIの動作に必要なシステム構成が必要になる。

 API Overhead Future testは、3DMark Advanced Editionと3DMark Professional Editionで最新のアップデートを適用すると利用できるようになる。

関連キーワード

API | DirectX | Mantle | DirectX 11 | APU | ベンチマーク | Windows 10


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年12月06日 更新
  1. 「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2024年11月27日現在】 (2024年11月27日)
  2. Amazonが「Fire TV Stick HD」のプレゼントキャンペーンを開催 新製品のサウンドバーとのセットも (2024年12月04日)
  3. やはり軽いのはいい! 13.3型AI PC「HP EliteBook 635 Aero G11」にスイッチして分かった驚き (2024年12月05日)
  4. QWERTYキーボード付き二つ折りポータブルPC「AYANEO FLIP KB」の操作性を試す ビジネスでも使える? (2024年12月05日)
  5. EIZOが最薄部約24.4mmでアーム付属の23.8型液晶ディスプレイ「FlexScan FLT」を発表 欧州エネルギーラベル「Class A」取得で環境に配慮 (2024年12月05日)
  6. Dynabookが透過型XRグラス「dynaEdge XR1」を発表 独自OSのXRコントローラーも同時投入 (2024年12月05日)
  7. Thunderboltに無線LAN、10GbE対応の最新デスクトップPC「DAIV FX-I7G7S」を試す (2024年12月04日)
  8. ニンテンドーDSにQWERTYキーボードを追加したような二つ折りポータブルPC「AYANEO FLIP KB」を試す (2024年12月04日)
  9. Intelの新型デスクトップ向けGPU「Intel Arc B570/B580」登場 新アーキテクチャ+グラフィックスメモリ増量でGeForce RTX 4060以上の性能 (2024年12月03日)
  10. サンワ、消費電力のチェックもできるキューブ型電源タップ PD対応USB充電ポート×3を装備 (2024年12月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー