「GX7J-D63/ZE」で“2枚差し”の実力を再確認する重ければ重いほど力を発揮(2/2 ページ)

» 2015年04月30日 08時30分 公開
前のページへ 1|2       

最新タイトルを4Kや最高画質で楽しめるという実力を検証

 今回の処理能力検証では、グラフィックスカード1枚構成とSLI構成のパフォーマンスを計測してみた。使用したベンチマークテストは、Futuremarkの3DMarkと、Battlefield 4、Grand Theft Auto Vだ。

 3DMarkでは、Cloud Gate以上の負荷でSLIのパフォーマンスが効いてくる。Cloud Gateでは1.6倍、Sky Diverでは1.7倍、Fire Strikeでは1.8倍といった具合で、GPU負荷が高ければ高いほどSLIは効果を発揮する。

3DMark

 Battlefield 4に関しては、最高画質において解像度1920×1080ピクセルと3840×2160ピクセルで計測した。1920×1080ピクセル設定に関しては、シングルGPUでも十分快適で、SLIでは144Hz対応のゲーミングディスプレイとの相性もよさそうな3桁のフレームレートが記録できた。4Kクラスの解像度に関しては、シングルで30fpsを割り込むキビシイ結果だが、SLIでは30fpsを超えることができた。60fpsには届いていないが、プレイ自体は十分に楽しめる。

Battlefield 4

 Grand Theft Auto V(以下GTAV)に関しては、すべての画質設定項目を最高値に引き上げた上で、アンチエイリアスを「8x」とした設定と、「4x」としてTXAAを有効(NVIDIAによれば8x相当の画質をより低負荷で得るという)とした設定で検証してみた。GTAVに関しては30fpsでまずまず快適、60fps出れば快適といった印象だ。シングルでも4xMSAA+TXAAであれば60fps近いフレームレートを得るが、実用的な意味で60fpsを超えるのは、やはりSLIだ。なお、8xMSAAでもSLIであれば60fpsを超えている。

8xMSAA設定(写真=左)と、4xMSAA+TXAA設定(写真=右)。そのほかはすべて最高画質に設定した

Grand Theft Auto V

 今回、評価用ディスプレイとしてGX7J-D63/ZEの4K対応モデル「G-GEAR neo 4Kモニタ対応PC GX7J-A63/4KE」で、工場出荷時に4K表示テストを行うASUSTeKの「PB287Q」を用いた。4K対応ディスプレイでは、DisplayPort接続で不具合が発生するケースが確認されているが、TSUKUMOでは、自ら接続検証をして問題が発生しない組み合わせを4Kモニタ対応PCとして用意している。こうした10万円以下の購入しやすい大画面4Kモデルと組み合わせれば、快適なゲーム環境が構築できるだろう。

 なお、PCケースの通気性がよく、冷却性能重視であることから、SLI構成でベンチマークテスト中の動作音は大きい。ただ、“ひと昔前”のハイエンドグラフィックスカードと比べれば、ファンの改良などでかなり静かになっており、机の下に置けば気にならない。一方で、目線を変えれば十分な排熱ができている証でもある。もちろん、CPUクーラーユニットをカスタマイズ(BTOではリテールのほかに3製品ほど用意している)していけば、より静かなPCに仕上がるだろう。

これだけのパフォーマンスを20万円に抑えた絶妙な構成に注目

 G-GEAR GX7J「GX7J-D63/ZE」は、フルHDであれば現在の最新ゲームタイトルの60fps超で楽しめる。さらに、Battlefield 4に関しても、4Kプレイが設定しだいで十分実用的になるパフォーマンスを発揮する。今回の評価機は、標準構成から一部パーツを変更していたが、3D描画に関する部分はGeForce GTX 970のSLIという点で同じ。標準構成でもスコアはほぼ同じものと考えていいだろう。

 SLI構成のゲーミングPCが20万円程度で入手できてしまうことにも注目したい。コストパフォーマンスを重視したいユーザーでもフルHDで最高画質が十分に楽しめるだけのパフォーマンスを持つ「GX7J-D63/ZE」の価格とパーツ構成のバランスは秀逸だ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月25日 更新
  1. 日本が舞台のオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 6」は、土地の空気感まで再現された圧倒的リアルさ 車好きでなくとも絶対ハマる理由 (2026年05月23日)
  2. かわいらしい水色が魅力の「Omikamo 折り畳み式Bluetoothキーボード」がタイムセールで25%オフの5688円に (2026年05月22日)
  3. Googleが個人向け自律型AIエージェント「Gemini Spark」発表/LGが1000Hzのリフレッシュレートにネイティブ対応した「LG UltraGear(25G590B)」を発表 (2026年05月24日)
  4. どんな場面で役立つ? 「サンワダイレクト ペン型マウス 400-MAWBT202R」がタイムセールで23%オフの5380円に (2026年05月22日)
  5. 26万円のASUS製Ryzenマザーが即完売! 33万円引きの特価グラフィックスカードなど秋葉原を騒がせた目玉パーツ (2026年05月23日)
  6. スマホを開かずに天気や予定をひと目で把握できる「SwitchBot スマートデイリーステーション」がタイムセールで14%オフの1万3680円に (2026年05月22日)
  7. デスク上の複数の充電器を1台にまとめられる「UGREEN 100W GaN 卓上急速充電器」がタイムセールで25%オフの5235円に (2026年05月22日)
  8. メモリ容量が最大192GBに! AMDが新型モンスターAPU「Ryzen AI Max PRO 400」を発表 (2026年05月22日)
  9. 小さすぎるモバイルマウス「サンワダイレクト 400-MAWB216GM」が18%オフで販売中 (2026年05月22日)
  10. バッテリー着脱式! Ryzen AI Max+ 395で驚異の性能をたたき出すポータブルPC「OneXFly APEX」を試す (2026年05月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年