米Microsoftは6月10日(現地時間)、55型/84型の大画面タッチパネル液晶ディスプレイが備わったWindows 10搭載ボードPC「Surface Hub」を7月1日より24カ国で受注開始、9月より出荷開始すると発表した。米国での参考価格は55型モデルが6999ドル、84型モデルが1万9999ドルだ。24カ国の中に日本は含まれているが、日本マイクロソフトは国内の具体的な発売時期、価格、販売方法について確定次第発表するとしている。
Surface Hubはグループ作業などに向く法人向けの大型ボードPC。液晶テレビのようなボディを採用し、壁掛けで高機能な電子黒板的に使うことが想定されている。プリインストールOSはWindows 10を導入し、最大100点までのマルチタッチと3台までのペン入力が可能な“光学接着型ディスプレイ”を搭載するほか、1080p対応Webカメラ2基、ビデオ会議時に背景ノイズをキャンセル可能な4基構成のマイクアレイなどを備える。
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