日々の業務内容をもっと効率化して早く帰りたい……そんな切実な思いもあり、ここ最近は作業効率をアップさせるガジェットを探し回っていた。そんなときに出会ったのが、上海問屋の「透明ガラス製 タッチパッド」(DN-13065)だ。透明ガラス素材を使っており、真夏のデスクに置くとどこか涼しげに見えるのもポイントが高い。
ノートPCのタッチパッドと同様に、指でタッチすると、左/右クリック、拡大/縮小、上下のスクロールなどの操作が可能。USBバスパワーで駆動する。
OSはWindows 7/8とMac OS Xに対応し、それぞれ8つのジェスチャーを登録している。両手の指10本でタッチすると対応OSが切り替わり、Windowsモードは青色に、Macモードは緑色にLEDが点灯する。
サイズは162(幅)×162(奥行き)×11(高さ)ミリ、重量は約210グラム(ケーブル除く)。手前に向かって緩やかに傾いており、タッチ部分に段差はなく手触りはすべすべとしている。ガラスなので指紋や汚れはサッと拭き取れ、清潔感がある。デスク回りのデザイン性を重視する人にもいいだろう。
タッチパッドは、マウス操作の補助、マウスが反応しない台の上、寝転がってPCを使うときなどに便利だ。だが、操作に慣れるまでにやや時間がかかる。完全にマウスの代わりにするのも難しい。というのも、ウィンドウの切り替えやデスクトップの表示、上下のスクロールなど、画面の表示や閲覧を伴う作業は得意なのだが、画像編集のような細かい作業はやはり使い慣れたマウスには到底かなわないからだ。
とは言っても、マウスとうまく併用すれば作業効率はグンとアップする。特に、Windows 7搭載のPCで使ってみたところ、「2本指を上下させるスクロール」「5本指の開閉によるデスクトップ表示」「4本指の左右スワイプによるウィンドウの切り替え」が、かゆいところに手が届く機能だと感じた。マウスを使うと手と腕が疲れてしまうし、ショートカットキーを使うよりも直感的に素早く操作できる。早く操作に慣れて作業効率をアップさせ、定時上がりを目指したいところだ。
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