NVIDIA、DirectX 12をフルに使える159ドルGPU「GeForce GTX 950」発表

» 2015年08月21日 10時27分 公開
[ITmedia]

 NVIDIAは、8月20日(現地時間)に「GeFroce GTX 950」を発表した。搭載グラフィックスカードも同日各ベンダーから発表になり、実売予想価格は米国で159ドル。

GeForce GTX 950搭載グラフィックスカードも各ベンダーから登場する

 GeForce GTX 950は、28ナノメートルプロセスルールの第2世代Maxwellアーキテクチャを採用した。内蔵するCUDAコアは768基でStreaming Multiprocessorは6基、テクスチャユニットは48基でROPユニットは32基を実装する。グラフィックスコアクロックはBaseで1024MHz、Boostで3300MHz、グラフィックスメモリの転送レートはDDRで6.6Gbpsに相当する。第2世代Maxwellを採用したことで、DirectX 12で提供する機能では基本機能を実現するAPI(12_0)に加えて、Conservative RasterやRaster Ordered Viewsといった拡張機能を実現するAPI(12_1)も利用できる。

 NVIDIAは、Battlefield 4、Assassin's Creed、Far Cry 4、Grand Theft Auto Vなどのゲームタイトルで1920×1080ピクセル、4xMSAA、4xMFAA設定条件におけるベンチマークテストのスコアがGeForce GTX 650との性能比較において約3倍であることを紹介している。

GeForce GTX 950のゲームタイトルベンチマークテストのスコアはGeForce GTX 650の約3倍に向上した

 GeFroce GTX 950では、グラフィック処理におけるパイプラインの扱いが変更している。新しい処理に対応するゲームタイトルにおいて、従来は3本のパイプラインで行っていたバッファリング処理を2本のパイプラインによるバッファリング処理に切り替えて、コマンド入力からゲーム画面における反映までの時間を短縮している。NVIDIAの説明では、ゲームタイトルの「DOTA 2」において、マウスクリックからコマンドがゲーム画面で反映するまでのレスポンスタイムもGeForce GTX 650の80ミリ秒から、GeForce GTX 950では45ミリ秒まで短縮した。

対応するゲームタイトルではパイプラインの扱いが切り替わり、コマンド入力から画面に反映するまでの反応時間が大幅に短くなる

 また、NVIDIAは同日にユーティリティ「GeForce Exprience」のアップデートについても公開した。従来は、ドライバのアップデートやプレイ画面の保存(録画)機能を用意していたが、今回のアップデートでほかのプレイヤーとの共有や実況がより簡単な操作でできるようになったほか、ほかのユーザーを同じゲームに招待して共同プレイができる機能を導入した。この「Stream」機能では、遅延がほとんどない状態で配信できるゲーム画面を利用して、ほかのユーザーがゲームに参加することが可能になった。

GeForce Exprienceでは、配信している画面を利用してほかのユーザーをゲームに招待して共同プレイができる機能を導入した

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