ミドルクラスでは群を抜くゲーミング仕様のグラフィックスカード「Radeon R9 380X」

» 2015年11月19日 23時00分 公開
[板東太郎ITmedia]

 AMDは11月19日、ミドルクラスの価格帯で、1440p解像度でのゲームプレイ時の高フレームレートを実現したゲーミング仕様のグラフィックスカード「Radeon R9 380X」を発表した。発売予定日は11月19日で、実売想定価格は3万円台半ば(税別)。

Radeon R9 380X Radeon R9 380X

 1440pの解像度でゲームをプレイする際に50fps以上のフレームレートが出せることが特徴で、スペックとしてはミドルクラス製品の上位に位置する。ゲームプレイ時のフレームレートの低下を防ぐ「AMD FreeSync テクノロジー」、フレームレートを制限することで電力消費や発熱を抑える「Frame Rate Target Control」、仮想的にディスプレイ解像度を超える描写を行うことで実際のディスプレイでの表示画質も表示させる「Virtual Super Resolution」などの機能も搭載する。

 コアクロックは970MHz、グラフィックスメモリは256ビット転送の4GバイトGDDR5、インタフェースはPCI Express 3.0。その他のスペックは、コンピュータユニットが32基、ROPsが12、Typical Board Powerが190ワットとなっている。

Radeon R9 380X 「Star Warsバトルフロント」ベンチマークによる比較

 また、同社が「Star Warsバトルフロント」ベンチマークを用いて行った競合グラフィックスカードとの比較では、2560×1440の高画質設定で、GeForce GTX 960 OC、Radeon HD 7850、GeForce GTX 660を上回る性能を示している。

 なお国内のベンダーではCFD販売が、GPUにRadeon R9 380Xを採用したグラフィックスカードの販売を発表している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  5. QualcommがPC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表 CPUコアを削減しつつも圧倒的なAI処理性能は維持 搭載PCは2024年中盤に登場予定 (2024年04月25日)
  6. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  7. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目! (2024年04月25日)
  10. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー