ASUS JAPANは3月7日、ゲーミング向け無線LANルーター「RT-AC88U」と、NVIDIA G-SYNC対応の湾曲34型ウルトラワイドゲーミングディスプレイ「ROG Swift PG348Q」、USB Type-C接続の15.6型モバイルディスプレイ「MB169C+」の計3製品を発表した。3月11日より販売を開始する。
Cortex-A9ベースの1.4GHzデュアルコアプロセッサと512MBのメモリを搭載する、無線LANルーター最上位モデル。価格はオープンで、予想実売価格は3万5500円前後(税込)。
Broadcomの「NitroQAM」技術に対応し、IEEE802.11ac使用時なら有線LANを超える最大2167Mbpsの転送速度を実現。トレンドマイクロの技術を使用したルーター用セキュリティ機能や、接続機器の位置を検出して狙い撃つ「Ai Radar」、通信経路を最適化し、ゲームのタイムラグとパケットロスを最小限に抑える「WTFast」や、ゲーム関連の通信優先度を高める「Adaptive QoS」などゲームに特化した機能も搭載している。
本体に搭載する8つのポートのうち、2つはチーミング機能に対応。2つのLANケーブルで対応NASと接続すれば、最大2000Mbpsの高速通信が可能となる。
さらに、「ASUSWRT」と呼ばれる管理設定機能を搭載しており、接続デバイスの一覧やトラフィックなどをグラフィカルな画面で一括管理できる。また、AndroidおよびiOS対応の専用アプリ「ASUS Router」を使えば、スマートデバイスから無線LANルーターの各種設定や接続状況などの確認も可能だ。
本体サイズは、300(幅)×188(高さ)×60.5(奥行き)ミリで、重量は約950グラム。
ASUSのゲーミングブランド「R.O.G」シリーズから、ゲーム用途に特化した34型湾曲液晶ディスプレイ「ROG Swift PG348Q」が登場。価格はオープンで、予想実売価格は20万円前後(税込)。
アスペクト比21.9のUWQHD(3440×1440ピクセル)表示に対応する液晶ディスプレイで、画面が湾曲していることによって没入感を高めている。水平垂直178度の視野角を確保するIPSパネルを採用し、sRGBカバー率100%の色域をカバーをすることで元データに忠実な色表示が可能。10bitカラー(約10億7374万色)表示対応で豊かな映像を表示できる。
リフレッシュレートは100Hz(1秒間に画面を100回書き換える)。液晶ディスプレイの書き換えタイミングをビデオカードで制御することで描画のカクつきやチラつきを抑える「NVIDIA G-SYNC」にも対応。
その他、ハードウェアで画面上に照準やカウントダウンタイマーを表示する「GamePlus」や、ゲームジャンルに合わせた色調変更、ブルーライト軽減などを豊富な機能を備えている。
最大輝度は300カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1。映像入力はDisplayPort 1.2×1とHDMI 1.4×1の2系統を備えている。本体サイズは、829(幅)×297(高さ)×558(奥行き)ミリで、重量は約11.2キロ。
「MB169C+」は、ACアダプターを必要とせずに「DisplayPor over USB-C」をサポートするノートPCとUSB Type-Cケーブル1本で接続できる15.6型モバイル液晶ディスプレイだ。
水平垂直160度の視野角を持つフルHD(1920×1080ピクセル)のIPSパネルを採用し、本体は約800グラムで8.5ミリの薄さを実現。ディスプレイスタンドにもなる専用のスリーブケースも付属する。
最大輝度は250カンデラ/平方メートル、コントラスト比は700:1となる。本体サイズは、379(幅)×236(高さ)×8.5(奥行き)ミリで、重量は約800グラム。
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