ゲームに必要なのはPC本体だけじゃない! ゲーミングデバイスと液晶ディスプレイも一気にそろえるなら「NEXTGEAR 液晶セットモデル」に注目お得なトータルパッケージ(4/4 ページ)

» 2016年03月10日 17時00分 公開
[小川夏樹ITmedia]
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パフォーマンスは申し分なし! 性能を求める人には上位モデルも検討したい

 以上、G-Tune NEXTGEAR 液晶セットモデルを紹介してきた。本製品のハードウェア性能には左右されない魅力が伝わったかと思う。そうはいっても、基本構成でどのくらい使えるのかは気になるところ。

 そこでビジネスなどの通常利用でどの程度の性能なのかをPC Mark 8でチェックし、ゲーム動作の性能を3DMark 11、3DMark、実際のゲームベースのベンチマークとして「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を使い計測してみた。

 なお、本製品は8GBのメモリをシングルチャネルで搭載する。デュアルチャネル動作でなおかつ大容量メモリのほうが好ましいはずだと考え、メモリのみ基本構成から8GB×4の32GBでもPCMark 8と3D Markを計測している。

 まずはPCMark 8から見てみよう。このベンチマークには一般的な使い方を想定する「PCMark 8 Home Conventional」、ビジネスアプリを使って業務を行うことを計測する「PCMark 8 Work Conventional」、そして静止画や映像制作を行うことを計測する「PCMark 8 Creative Conventional」という項目が用意されている。

PCMark 8の結果

 PCMark 8 Home Conventionalのスコアは3710のスコア3000超となっており、一般的な使い方では困ることがない。次いでビジネスユースでも3000超の3153と、オフィスアプリを使って仕事を行う際も、問題なく快適なことが分かる。そして「PCMark 8 Creative Conventional」のスコアである3964からも、クリエイティブな作業が十分こなせる実力を持っているということが分かった。ベースシステムとは言え、かなりの実力を持っているというわけだ。

 さらにメモリを32GBに増設するとスコアが向上した。PCMark 8 Home Conventionalのスコアはほぼ同じだが、「PCMark 8 Work Conventional」、「PCMark 8 Creative Conventional」では、メモリ容量およびチャンネル数の差がそのままスコア差になっていると言っていいだろう。もう少し快適さが必要というなら、購入時に8GBを追加し16GBのデュアルチャネル動作にするとよさそうだ。

一般的な3Dゲームなら、ベースモデルでも十分プレイ可能

 さてゲーミングPCなのでゲームがどのレベルでプレイできるのかも重要だ。3DMark 11ではEntryスコアが1万超え、Performanceで8000超えと、現在多く出回っている3Dゲームであれば苦もなくプレイできることを示している。

 次いで3DMarkであるが、こちらも搭載メモリの容量でスコアに差が出た。メモリが多いほどスコアがよいので、より快適にゲームプレイを楽しみたいならメモリの増設も検討したい。

3DMark 11の結果

3DMarkの結果

 実際のゲームをベースにした「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク」では、ウィンドウモードとフルスクリーンモード、解像度1280×720ドットと1920×1080ドット、標準品質と高品質といった6つの設定を変えて計測した。

 最高スコアは標準品質設定で1280×720ドット(ウィンドウノード)の17084となっている。実際の体感では、スコアが半分程度にまで落ち込む高品質1920×1080ドット(フルスクリーンモード)までの差がはっきりとは分からないレベルだ。つまりファイナルファンタジーXIVクラスであれば、各種効果を有効にしてフルスクリーンで快適にプレイすることができるということになる。

ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク

 NEXTGEAR 液晶セットモデルは、ベースモデルであったとしても、3Dゲームを十分にプレイできる実力を持っていることが理解してもらえたと思う。ただ、本製品の最大の魅力は、基本性能が確保されているということではない。高機能なゲーミング液晶ディスプレイと、普段使いでも快適なゲーミングキーボード&マウスが付属しているところにある。

 金額的に見ても、「ProLite GB2488HSU-2」を単体購入すると4万1800円、「G-Tune Mechanical Keyboard」が1万6092円、「G-Tune Laser Mouse」が8532円の合計6万6424円(税込み)となる。本製品を税込で16万1784円とした場合、PC本体が9万5360円(税込)と10万円を切る価格となる。PCゲームのためにPCの購入を検討しているのなら、お得感の高いトータルパッケージであるNEXTGEAR 液晶セットモデルは有力候補になるはずだ。

マウスコンピューター/G-Tune

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