最後は、Blizzardが開発したFPSタイトル「オーバーウォッチ」だ。6対6のチームを組んで目標エリアの占領または防衛を競う制圧戦と、ペイロードを目的地へ運ぶ護衛または妨害戦が用意されており、各キャラクターの特徴を生かしたチームプレイが勝利のカギとなる。
近代戦を舞台にした一般的なFPSタイトルでも、アサルトやスナイパー、サポートといったようにロールが分けられていることが多いが、オーバーウォッチではそれぞれ異なる攻撃方法や必殺技を持つ21種類のヒーローが用意され、プレイスタイルの幅が非常に広いのが特徴。5月24日にリリースされ、3カ月経たずにプレイヤー数が1500万人に達した注目のタイトルだ。
―― オーバーウォッチ面白いですね。
松島 一人称シューティングなんですが、キャラクターの個性があって面白いです。近接、遠隔だけじゃなくタンクやヒーラー(サポート)もいて、チーム全体の構成と連携が勝敗につながるバランスのよさがいいですね。
野沢 登場人物ひとりひとりの背景もかなり細かく設定されていて物語があるところも好きです。親友とか宿敵とか、キャラクター同士が近づくとセリフを喋ったりするんですよ。キャラクターデザインがピクサー映画みたいで、これまでFPSをやったことがない人でもこれならハマると思います。
松島 逆に昔からFPSをやってる人は好みが分かれるかもしれません。単純な操作スキルだけじゃなくて、各キャラの特性や組み合わせも考える必要がありますし。
野沢 勝てないのは年のせいですよ。反射神経がアレ。
松島 と、非常にやりがいがあるゲームですが、最新タイトルなのでPC版ならそれ相応のグラフィックスカードが欲しいところです。
そう言ってオススメしてくれたのがGeForce GTX 1060を搭載したMSIの「GEFORCE GTX 1060 GAMING X 6G」。ベースクロックを1569MHz、Boostクロックを1784MHzに引き上げたOCモデルで、MSIおなじみのセミファンレスクーラー「TWIN FROZR VI」を搭載する。「価格も4万円を切っていますし、これならオーバーウォッチがサクサクプレイできると思います。ただ、ゲーム以外に配信も同時にやりたいという方はGTX 1070をオススメします。オリジナルクーラーを採用したManliの1070搭載モデルは価格もこなれてますし、狙い目かも」(松島)。
以上、アキバの“達人”が注目する最新ゲームを紹介した。いずれも世界中のゲーマーたちを熱狂させている鉄板タイトル。夏休みに遊び倒してみてはいかがだろうか。
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