PCケース売り場で注目を集めていたのは、Fractal Designの「Define C」「Define Mini C」だ。従来のDefineシリーズと同じく、前面や側面などに吸音材を貼った静音仕様のケースで、前方のドライブベイを大幅にカットすることで奥行きを短くしているのが特徴となる。
ATXタイプの「Define C」は210(幅)×399(奥行き)×440(高さ)mmで、3.5インチベイ2基と2.5インチベイ3基を備える。グラフィックスカードは315mm長まで組み込み可能だ。通常モデルが税込み1万3000円前後で、透明アクリル窓付きモデルが同1万4000円前後となる。
micro ATXタイプの「Define Mini C」は、ドライブベイ構成をそのままにさらに背を縮めている。210(幅)×399(奥行き)×399(高さ)mmで、315mm長までのグラフィックスカードが挿せるのも共通。通常モデルが同1万1000円弱で、透明アクリル窓タイプが1万2000円弱となる。
入荷したTSUKUMO eX.は「ドライブベイを底部や右側面側に回して、求められる拡張性を保ちながらいまふうに小型化したケースといえますね。電源の部屋をくっきり間仕切っていて、右側面側が広くとってあるので組みやすいと思います。光学ドライブが不要な人にはちょうどいい仕様でしょう」と高く評価していた。
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