小物パーツでは、玄人志向のキワモノシリーズに属する「M.2F-PCI2」が複数のショップで話題になっていた。M.2F-PCI2は、M.2 NVMe SSDをPCIe x4スロットに挿すアダプタカードで、税込み価格は9000円弱。メインの基板のほかに、SSDを冷却するための小型ファンを同梱しているのもポイントだ。
某ショップは「M.2 NVMe SSDはハイスピードゆえにけっこう無視できない熱を発します。その熱をどうにか処理したいということで、ヒートシンクが売れたりもするんですが、M.2F-PCI2のお値段はちょっと強気かなと思いました。ノイズとの兼ね合いがどれくらいになるのか微妙なところですし。ただ、これで人気を集めたらそれはそれで面白いので、動向に注目しています」と話していた。
実際、M.2 SSDを冷却するアイテムは、9月に登場したaquacomputer「kryoM.2」(税込み4000円強〜)や、11月に登場したワイドワーク「薄型Foilヒートシンク」(税込み1100円前後〜)など複数登場しており、ジャンル的に人気が集まりやすいのは確かだ。
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