日本HPは8月17日、同社製ゲーミングPC「OMEN by HP」シリーズのラインアップ刷新を発表、計4モデルの発表を行った。
今回のラインアップ刷新では、2016年5月にコンセプト製品として発表されていたVRプレイ向けバックパック型PC「OMEN X VR BackPack」をベースとした「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」を発表。ドッキングステーションを用いてデスクトップPCとして利用することができるほか、付属のバックパックキットに装着することで本体を「背負う」スタイルでVRゲームなどをプレイすることができる。バックパック装着時(バッテリー含む)の重量は4.5kgだ。
プロセッサはCore i7-7820HK(2.9GHz/最大3.9GHz)を、グラフィックスコアはGeForce GTX 1080を、メモリは16GB、ストレージは512GB M.2 SSDを内蔵した。本体には計2基のバッテリーパックを装着でき、約1時間の連続ゲームプレイが可能。バッテリーパックは4個付属しており、ホットスワップでのバッテリー交換も行える。販売開始予定日は9月14日で、同社直販「HP Directplus」販売価格は34万8000円だ(税別、以下同様)。
デスクトップPCのラインアップには、タワー型筐体採用のハイスペックモデル「OMEN by HP Desktop 880」をラインアップ。Core i7-7700/GeForce GTX 1070を搭載する空冷仕様の「パフォーマンスモデル」と、Core i7-7700K/GeForce GTX 1080 Tiを搭載する水冷構成の「ハイパフォーマンスモデル」の2タイプを用意している。
ともにメモリはDDR4 32GBを、ストレージは512GB M.2 SSD+2TB HDDを内蔵した。8月17日より販売を開始、標準構成価格はパフォーマンスモデルが23万8000円から、ハイパフォーマンスモデルが29万円から。
ノートPCモデルには、15.6型フルHD液晶を内蔵した「OMEN by HP 15」と、17.3型フルHD液晶を内蔵した「OMEN by HP 17」の2機種を用意した。ともにディスプレイは120Hz駆動をサポートするほかG-SYNCにも対応。プロセッサはいずれもCore i7-7700HQを搭載、グラフィックスコアはOMEN by HP 15がGeForce GTX 1060(with Max-Q Design グラフィックス)、OMEN by HP 17がGeForce GTX 1060/1070の装備に対応している。8月17日より販売を開始、標準構成価格はOMEN by HP 15が17万9800円から、OMEN by HP 17が21万9800円から。
このほかゲーミング液晶ディスプレイ、ゲーミングキーボードなど周辺機器/アクセサリー製品もあわせて発表、8月17日に販売が開始される。ラインアップは以下の通りだ。
製品名 | HP Directplus価格(税別) | 販売開始日 |
---|---|---|
OMEN by HP 27 ゲーミングディスプレイ | 8万9800円 | 8月17日 |
OMEN by HP ゲーミングキーボード1100 | 1万円 | 8月17日 |
OMEN by HP ゲーミングマウス600 | 6000円 | 8月17日 |
OMEN by HP ゲーミングマウスパッド100 | 2000円 | 8月17日 |
OMEN by HP ゲーミングヘッドセット800 | 8000円 | 8月17日 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.