有線LANよりも無線LANが当たり前になった現在では、ルーターといえば無線ルーター、無線LAN親機といえば無線ルーター、という状況になっている。有線のみのブロードバンドルーターで構築した自宅ネットワークにブリッジモードのアクセスポイントを追加する、という、ネットワーク的に見ればシンプルな形が今では特殊な利用形態となってしまった。
Google Wifiはブリッジモードもサポートしてはいるが、1台しか接続できないためにメッシュ機能を利用することはできない。ブリッジモードで利用するなら必然的にdeco M5になるだろう。その一方で、ブリッジモードでなければ導入できないのか、ルーターモードで導入する場合にどれだけの変更作業があるのか、ということも考えてみた方がよいのかもしれない。
筆者宅の例でも、WAN側のルーターをブリッジモードにしたり、ルーターモードでもそこからGoogle Wifiでいったん受けてから各部屋に分配する形にすれば十分に導入は可能だ(実際には設置場所の関係からメインのWi-Fiポイントの無線がほとんど使えないことになるが)。
正直、両製品の間に価格差ほどの機能差・性能差はない。また、利用形態、利用環境によっても満足度は大きく異なることになる。Googleというブランド、意匠に価格差分の価値を感じるかどうか、また、既に導入済みの機器との連携機能などを検討材料として判断してほしい。
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