PC USER Pro

「Office 365」でコラボレーションの世界を飲み込むMicrosoft鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2018年07月16日 06時00分 公開
前のページへ 1|2       

コラボレーションツールを使ったリアルタイムイベント開催

 アップデートの2つ目は、「ライブイベント」の設定機能だ。前述のTeamsだけでなく、企業向け動画サービス「Microsoft Stream」、企業向けSNS「Microsoft Yammer」のいずれかを使ってライブイベント(Office 365でのストリーミング動画配信)が設定可能になる。7月12日の発表によると、数週間中に利用可能になる見込みだ。

Microsoft Stream 「Microsoft Stream」での「ライブイベント」設定機能。イベント終了後には、顔認識で特定人物の発言にスキップしたり、キーワード検索したり、といったことも可能だ

 これらのツールでライブイベントを設定すると、メンバーには事前通知を行える。参加者はリアルタイムのコメント投稿によるコミュニケーションが可能だ。

 Webカメラやスクリーン共有を使った簡単な機能に加えて、実際にスタジオや専用のカメラを使っての広域配信を想定した本格的な機能まで備えており、さまざまな中継に対応可能だ。中継側は視聴状況を把握できる他、Q&Aパートなどでディスカッションに参加する場合に言語の自動変換機能も利用できる。

 またイベント終了後には、記録済みのイベント映像を画像認識(顔認識)機能で特定人物の発言まで自動スキップさせたり、テキスト変換でトランスクリプト(音声の書き起こし)を簡単に入手できたり、キーワード検索ができたりと、検索性が非常に高いのも特徴だ。

「Microsoft Stream」を使ったライブイベントのストリーミング機能

「Whiteboard」アプリを正式リリース

 アップデートの最後は「Microsoft Whiteboard」だ。Office 365を構成するWindows 10向けのアプリで、文字通り画面上のホワイトボードを複数のユーザーで共有することでコラボレーションを行うツールだ。2017年5月にプレビュー版が公開されており、1年以上のテスト期間を経て、2018年7月12日の正式公開にこぎつけた。

Whiteboard 正式版となった「Microsoft Whiteboard」

 Whiteboardでは、手書き入力、テキスト入力の付せん、画像の追加などを行いつつ、複数のユーザーでコラボレーションが可能だ。

 注意点としては、アプリそのものは全てのWindows 10ユーザーがMicrosoftストアを通じて入手できるが、利用にはMicrosoftアカウント(MSA)またはOffice 365アカウント(ビジネスまたは教育向け)でサインインする必要があることだ。

 またコラボレーション機能を利用する際に、複数のOffice 365契約をまたいだ共同作業は現時点で利用できず、将来的にサポートする予定となっている。

 iOS用のクライアントについては準備中、それ以外のプラットフォーム(MacやAndroidなど)についてはWebインタフェースを通じて将来的にサポートしていく計画だ。

「Microsoft Whiteboard」の概要
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月18日 更新
  1. IntelとAppleがチップ製造で暫定合意か/Microsoft製品の「Copilot」アイコンがフローティング表示に共通化 (2026年05月17日)
  2. 8TB SSDがまさかの50万円超え!? 連休明けのアキバで目立つストレージ高騰と注目の特価マザー (2026年05月16日)
  3. ノートPCの作業領域を劇的に広げる「15.6型 折りたたみトリプルディスプレイ」がタイムセールで8万982円に (2026年05月15日)
  4. 持ち運べる21型相当のディスプレイ! 14型×2画面でコスパに優れるアイ・オーのモバイルディスプレイ「LCD-YC1412DX」を試す (2026年05月14日)
  5. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  6. PCの自作やアップグレードに適した「CORSAIR VENGEANCE RGB DDR5-6000 32GBキット」が15%オフの6万3490円に (2026年05月15日)
  7. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  8. カバンに収まるコンパクトな「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」が32%オフの4746円に (2026年05月13日)
  9. ノートPCもキーボードも丸ごと運べる! 収納付き膝上テーブル「デスクエニウェア2」を試す (2026年05月15日)
  10. TVにも「Gemini」搭載の時代へ TCLが量子ドット&Mini LED採用の2026年モデルを発表 (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年