スマートスピーカーの聞き取り性能を徹底比較(大型・画面付きモデル編)山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2018年09月23日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2       

聞き取り性能テスト(大型・画面付きモデル編)の総評

 画面を搭載したEcho Spotは、Googleがいうところの「スマートディスプレイ」に相当する、新しいジャンルの製品だが、画面の存在がスムーズな聞き取りの妨げになることもなく、聞き取り性能は非常に高い。

 Echo Spotは日本での発売が2018年夏だったというだけで、製品自体はそう新しいわけではないのだが、現行のEchoなど第2世代モデルの知見が十分に生かされているようで、小声の聞き取りにも強い。音量「小」での聞き取りムラは気になるが、ベッドサイドに設置するのであれば、Echo Dot(第2世代)よりもおすすめできる。

 背の高さが特徴的なEcho Plusは、背の高さがマイクの性能と直接的に関係しているわけではないようだが、聞き取り性能自体は十分に高い。筆者自身、今回のテストを行うまでは、Echoに比べて性能は低くて当然と考えていたので、よい意味で裏切られる結果となった。

 フォームファクタ―がやや古く、10月30日に新モデルが発売されるものの、まだまだ現役を続けられるポテンシャルはある。値下げなどで安く手に入れられるチャンスがあればおすすめだろう。

 Clova WAVEは、聞き取り性能が極端に低いのも問題なのだが、実際の利用においてはむしろ、同じ距離から同じ音量で話し掛けても、聞き取れたり聞き取れなかったりというムラの大きさが、スマートスピーカーとして致命的だ。

 同じClovaシリーズでも前回までに紹介している「Clova Friends」および「Clova Friends Mini」は、小声に必ずしも強くないとはいえ、本製品ほどの聞き取りムラはない。Clovaシリーズから選ぶのであれば、それらを選ぶべきだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月01日 更新
  1. なぜ「データ通信できないケーブル」が必要? エレコムの充電専用ケーブルについて語りたい (2026年08月31日)
  2. WindowsでもローカルLLMが快適に? 開発中ビルドで見つかった「AI向けメモリ割り当て機能」の正体 (2026年08月31日)
  3. Keychron「Nape Pro」販売開始! Stream Deckボタン搭載マウスやバッテリー交換可能なマウスも! (2026年08月31日)
  4. 新型「Mac mini」「Mac Studio」の“数字”を読み解く――驚異のAI性能と、日米価格設定のからくり (2026年08月28日)
  5. 高価なGPUを燃やしたくない! 異常検知アダプター&電源チェッカーが飛ぶように売れる理由 (2026年08月29日)
  6. スマホと2台持ちしたい! 円形ディスプレイが魅力のデジタルオーディオプレーヤー「FIIO Snowsky DISC」を試す (2026年08月27日)
  7. 80%レイアウトキーボード「Keychron K13 Max」が20%オフの1万5136円に (2026年08月31日)
  8. Z.aiが320Bのモデル「GLM-5.3-Flash」を発表/OpenAIの自社チップ「ハラペーニョ」の性能が明らかに (2026年08月30日)
  9. レトロゲーム機風なのにAAAタイトルが動く、Ryzen 7 H255搭載ミニPC「ACEMAGIC Retro X3」を試す (2026年08月27日)
  10. 約63gの軽さと高輝度で快適! 4万円台で視度調整もあるスマートグラス「VITURE Pro 2」と8万円台のBeastを比較 (2026年08月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー