スマート化できない家電操作をスマスピで実現する唯一無二の製品を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

» 2018年12月27日 15時30分 公開
[山口真弘,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

赤外線リモコン機能は使えるのか

 それでは、実際に利用してみよう。使い方のコツはいくつかあり、まず1つはSwitchBotの名前を操作する家電の名前に変えておくことだ。

 もし壁面の照明を操作するために、SwitchBotを壁面に取り付けているのであれば、名称を「照明」に変更しておく。そうすればあとは「Alexa、照明をオンにして」と声をかけることでSwitchBotが動作し、壁面の照明スイッチをオンにしてくれる。

 もう1つは、SwitchBotが持つ2つのモードの使い分けだ。壁面スイッチによく用いられているシーソータイプのスイッチに使う場合は、SwitchBotを「壁スイッチ」モードに設定した上で、付属のフック付きテープをスイッチに貼りつける。こうすれば、押してオンにし、引っ張ってオフにするという、両方の操作を実現できる。

 押してオンにするだけでオフにできなければ実用性も半減といったところだが、この「壁スイッチ」モードを使えば電源をオフにもできるので、活用の幅が広がる。ただしスイッチの上からフック付きテープを貼り付けるため、指先でボタンを押すときに押しにくくなるのはややマイナスだ。

SwitchBotSwitchBot SwitchBotのニックネームは、操作するものに合わせて設定した方が分かりやすく、音声コマンドも通りやすくなる(画像=左)。前述のド派手な色が気になるようならば、設定画面で色などを変更しておこう(画像=右)
SwitchBot 「壁スイッチ」機能を使えば、押してオンにし、引っ張ってオフにするという、シーソースイッチによくある操作を実現できる
SwitchBot 付属のシールをスイッチに貼り付け、フックをSwitchBotにひっかけておくことで、押す、引く、両方の操作が可能になる

 ちなみに、SwitchBot Hub Plusは一般的なスマートリモコンと同様、赤外線リモコンの学習機能も搭載している。今回はエアコンと照明の2つについて登録を試みた。

 エアコンはスマートラーニング機能を使うことにより、リモコンで機種を判別し登録を自動的に行えた。リモコンのデザインはややそっけないが、機能的には申し分ない。応答速度もスムーズでストレスは感じない。

 一方の照明については、本製品では学習機能(カスタマイズモード)との相性が悪いのか、受け付けられなかった。詳細は不明だが、自動登録がダメ、マニュアル設定もダメとなると、これはもうあきらめるしかないのが現状だ。

 本製品はテレビのチャンネル操作にもアップデートで対応するなど精力的に更新中だが、今回のようなケースもある。メインの機能はあくまでSwitchBotのコントロールということで、うまく動けばもうけものといったレベルで考えておいたほうがよいのかもしれない。

SwitchBotSwitchBot 赤外線リモコン搭載の家電をコントロールする、いわゆるスマートリモコンとしての機能も備える(画像=左)。スマートラーニング機能を使えば、リモコンのデータを手軽に登録できる(画像=右)
SwitchBotSwitchBot スマートラーニング機能でリモコンを学習しているところ(画像=左)。今回は筆者宅のエアコンを登録した。検出は一発で行え、特に迷うところはなかった(画像=右)
SwitchBotSwitchBot エアコン以外の製品は、主にメーカー名から選んでいく方式だ(画像=左)。今回は筆者宅の照明が登録できなかったが、学習の時点ではリモコン信号そのものは受け付けられているようなので、相性の問題だと思われる(画像=右)

スマートプラグではスマート化できない家電も操作可能に

 これまで見てきたように、本製品は壁面埋め込み型などスマート化が難しい家電製品をスマートスピーカーから操作可能にする、唯一無二と言ってもいい製品だ。今回はAmazon Echoとの連携を試したが、Google Homeにも対応するほか、IFTTTも利用できるので活用の幅は広い。

 ユニークなデザインと発光パターンは好き嫌いが分かれるだろうが、スマホアプリやホームページも(一部に怪しい表記はあるものの)一通り日本語にローカライズされており、初心者でも利用に支障はない。これまでスマート化したくてもできなかった家電製品をもスマートスピーカーから扱えるようにしてくれる、価値の高い製品と言えそうだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月03日 更新
  1. 実質値下げの「Pixel 11」は選択肢になる? Proシリーズとの違いは? お勧めポイントと懸念点をチェック! (2026年10月02日)
  2. サイバー攻撃より怖い? ドラッグ&ドロップの操作ミス、原始的な「ファイルを選択」でヒューマンエラーを防げるか (2026年10月01日)
  3. 120万円のRTX 5090も即完売! ASUS「ROG 20周年記念」特別モデルがアキバを席巻 (2026年10月03日)
  4. RTX Spark搭載「Surface Laptop Ultra」がお披露目か Microsoftが10月7日にイベント開催 (2026年10月01日)
  5. 新生「エプソンジャパン」が次世代ホーム戦略を発表 月額1100円からのプリントサブスク「ReadyPrint」やプリンタ新製品も (2026年10月01日)
  6. 空も飛べる2in1ジンバルカメラ「HOVERAir VERSA」の画質と使い勝手をOsmo Pocket 4Pと比較してみた (2026年10月02日)
  7. Amazon「プライム感謝祭」が10月16日スタート! 規模倍増の400万点以上がセール対象に――先行セールは10月13日から (2026年10月01日)
  8. 「Windows 11 2026 Update(バージョン 26H2)」の製品版が登場 Windows Updateを通して順次展開 (2026年09月30日)
  9. 次世代技術「HBC」からスマートグラスを動かす「1bit AI」の限界と可能性まで――パーソナルデバイスの最新AI事情 (2026年10月02日)
  10. 「DGX Spark」にコストを抑えた64GBメモリ版を追加 米国ではFounder Editionのさらなる値上げも (2026年10月02日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー