そういった点では、いいのは分かっているけど価格が高いiPad Pro(64GBのWi-Fiモデルでも9万6984円)にちゅうちょしていた筆者にとって、特にほぼ半額で済む新型iPad mini(64GBのWi-Fiモデルで4万9464円、Wi-Fi+Cellularモデルは6万5664円)は大いに魅力的に映ります。
新型iPad Airは、64GBのWi-Fiモデルで5万9184円、Wi-Fi+Cellularモデルは7万5384円となっており、第6世代iPadのWi-Fiモデルが32GBで4万824円、128GBモデルで5万2704円、Wi-Fi+Cellularモデルの32GBで5万7024円、128GBで6万8904円であることを考えるとコストパフォーマンスは良好です。
何より新型iPadには、今後の機械学習処理のベースラインとなるNeural Engineのサポートを筆頭に、今後数年間は現役でいられる仕様を備えているといえるでしょう。
3月25日にはAppleのスペシャルイベントが開催され、6月には国際開発者会議「WWDC19」も開かれるなど、新型iPadの本領を確かめるにはそれらを見届けるのも手ですが、実際にiOSがアップデートされて真価を発揮できるのは早くても2019年秋以降となります。
「ここまで待ったのだから、あと半年ぐらいはすぐだよ」という声と、「何を言っているのだ、待望のモデルが出たのに今買わなくてどうする」という、いわば天使と悪魔の声が入り乱れている状態ですが、発売までの約2週間でじっくりと考えたいと思います。
また、実機が届き次第、改めて取り上げる予定です。
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