2in1 PCの最前線「Surface Pro 6」を試して分かった驚き:2in1 PCの原点に返ってみる(2/2 ページ)

» 2019年05月16日 14時15分 公開
前のページへ 1|2       

ベンチマークテストの結果は良好

 Surface Proの2018年登場モデルということもあって、CPUは第8世代のCoreプロセッサシリーズを採用する。上位構成では4コア8スレッドのCore i7-8650U(1.9GHz〜4.2GHz)を搭載し、システムメモリも上位構成では16GB、下位構成でも8GBを用意している。今回評価した機材はCPUがCore i7-8650U、メモリは16GB、ストレージは512GBのSSDという税込24万2784円の構成だったこともあって処理能力に不足はなく、Adobe Illustratorも動作速度としては不満を感じない程だった。

 参考までに、ベンチマークテストで測定したスコアは下記の通りで、前回評価したCore i5-8250U(4コア8スレッド、1.6GHz〜3.4GHz)搭載のSurface Laptop 2を超える値をたたき出していたりする。

Surface Pro PCMark 10のスコア
Surface Pro 3DMarkのスコア
Surface Pro CINEBENCH R15のスコア
Surface Pro CrystalDiskMark 6.0.2のスコア

 Surface Laptop 2を超える好結果を記録したが、ほぼキーボードと一緒に持ち歩くので、重量は本体の約792gとタイプカバーの約310gの合計で約1.1kgとなる。約1.2kg台のSurface Laptop 2に近く、これはもうクラムシェルでもいいんじゃないのと思ってしまうが、やはりタブレットとしてもクラムシェルとしても使える柔軟性を重視したいということなのだろう(とはいえ、さすがに800g近い本体を片手で持ち、タブレットのように使い続けるのは難しいと思うぞ)。

 なお、ディスプレイサイズが12.3型(2736×1824ピクセル)で本体サイズも292(幅)×201(奥行き)mmとSurface Laptop 2より一回りコンパクトになるので、例えば街中のカフェにある小さな丸テーブルなどでカップとSurface Pro 6は十分共存できる。

 ならば新幹線のテーブルでも大丈夫じゃない、っと思ったところ、「シートに座ったユーザーが自然な姿勢でディスプレイを見ることができる」ように背面のキックスタンドを開くとテーブルからはみ出してしまうので注意が必要だ。

Surface Pro 試しに、新幹線の車内で利用してみたところ。車両や座席の種類にもよるが、キックスタンドをフルに生かそうとすると奥行きが足りない

 また、「キーボードに折り目をつけたことで膝の上でもSurface Proは安定して使えるようになった」とMicrosoftはアピールしていて、レビュー記事でも実際に使った上での報告が上がっているが、私が数度となく膝の上で使ってみた限りでは「タイプできなくはないが、その使い勝手は著しく悪い」という評価にならざるを得なかった。

 やはり、このあたりはSurface Laptop 2などのクラムシェル型PCのような使い勝手を求めるのは酷なようだ。今回はSurface Pro 6のベーシックな部分を見てきたが、次回は液晶回りを含め、もう少し踏み込んだ部分を見ていく。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー