マウスコンピューターはこのほど、2013年から2016年に販売を行った一部ノートPC製品のバッテリーパックに発煙・発火の恐れがあると発表した。該当製品のバッテリーパックは、長期使用による劣化と過充電の継続が行われることによって発煙/発火し、火災事故につながる恐れがあるとしている。
対象製品についてはバッテリーパックの無償交換を予定している(2020年1月頃の見込み)。また、交換用バッテリーパックの提供が行われるまでは“バッテリーパックを本体から外して、ACアダプター接続で使用すること”、バッテリーパックを外して利用できない場合には“該当製品向けに提供される「充電制御対策のエンベデッド・コントローラーのプログラム更新」を実施すること”が呼びかけられている。
対象製品の判定は告知ページに製品のシリアル番号を入力することで照会できる。
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対象製品は計155機種に:東芝、ノートPCに搭載するバッテリーパック交換対象に5製品を追加Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.