Windows 10の起動確認が終わると、デルの会社紹介や宮崎カスタマーセンターの説明、参加者全員でのオフィス見学ツアーが行われる。
小学生の参加者が多いためか、かみ砕いた比較的平易な解説が進む中で、2019年ならではのイベントが発動した。そう、AMDの製品トレーナーによるPCの理解促進活動だ。
文字にすると大げさだが、PCを身近に感じてもらえるようクイズ形式で話が進んだり、PCの仕組みをさまざまなものにたとえて紹介したりと、和やかに進行していった。
座学が終わると、組み立てたばかりのPCを使って「ペイント3D」で絵を描いたり、文字を書いたりする「親子で伝言ゲーム」でお題のイラストをPCに書いたりといったゲームが行われた。
一通りのイベントが実施されると、修了証書の授与と梱包(こんぽう)作業へと移る。一人一人の名前が入った修了証を石口センター長が手渡し、トレーナーの先生と一緒に組み上げたばかりのPCを箱に詰めていく。
3時間半にわたって実施された組み立て教室も終了を迎え、最後に記念撮影を再び行い、参加者は特製のお土産バッグをもらって会場を後にしていく。
PCの組み立て教室は、実際の生産工場で行われる場合がほとんどだ。デルの場合はここ宮崎の地に根付いたカスタマーセンターで実施され、2019年で12回目を迎えた。宮崎カスタマーセンターの設立から14年目となり、すっかり地元に定着しているようだ。
いずれは、ここでゲーミングPC「ALIENWARE」の組み立ても行われるのかも……そこで使われるCPUは……という夢が広がるイベントだった。
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