宮崎のデル組み立て教室史上初のAMDプロセッサ搭載モデル、無事に起動した?AMDのトレーナーも参戦(3/3 ページ)

» 2019年09月09日 12時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
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AMDのお兄さんが登場するイベントも

 Windows 10の起動確認が終わると、デルの会社紹介や宮崎カスタマーセンターの説明、参加者全員でのオフィス見学ツアーが行われる。

 小学生の参加者が多いためか、かみ砕いた比較的平易な解説が進む中で、2019年ならではのイベントが発動した。そう、AMDの製品トレーナーによるPCの理解促進活動だ。

 文字にすると大げさだが、PCを身近に感じてもらえるようクイズ形式で話が進んだり、PCの仕組みをさまざまなものにたとえて紹介したりと、和やかに進行していった。

宮崎カスタマセンター APU搭載PCを組み立てただけに、AMDの解説も行われた(写真=左)。参加者には特製Ryzenステッカーが配られた。日本AMD コンシューマー事業部 フィールドセールス/製品トレーナーの深澤恒樹氏(写真=右)
宮崎カスタマセンター 50年前にアポロ11号が月面に着陸したことを例に、AMDも50周年を迎えたとさりげなくアピール
宮崎カスタマセンター AMDの会社概要と共にPCの役割を解説。実はPCやゲーム、映画製作など多くの分野でAMDのプロセッサやGPUが使われているとの話に、参加者も驚いたようだ

 座学が終わると、組み立てたばかりのPCを使って「ペイント3D」で絵を描いたり、文字を書いたりする「親子で伝言ゲーム」でお題のイラストをPCに書いたりといったゲームが行われた。

宮崎カスタマセンター 思い思いのスタイルでPCに触っていく
宮崎カスタマセンター テントスタイルで扱う参加者もいた

 一通りのイベントが実施されると、修了証書の授与と梱包(こんぽう)作業へと移る。一人一人の名前が入った修了証を石口センター長が手渡し、トレーナーの先生と一緒に組み上げたばかりのPCを箱に詰めていく。

 3時間半にわたって実施された組み立て教室も終了を迎え、最後に記念撮影を再び行い、参加者は特製のお土産バッグをもらって会場を後にしていく。

宮崎カスタマセンター 石口センター長が参加者に修了証を授与していく
宮崎カスタマセンター 製品を清掃してから箱詰め作業へと進む
宮崎カスタマセンター DELLとAMDロゴが入った特製バッグの中身。雷禅(Ryzen)参上ステッカーは思わず欲しくなる

 PCの組み立て教室は、実際の生産工場で行われる場合がほとんどだ。デルの場合はここ宮崎の地に根付いたカスタマーセンターで実施され、2019年で12回目を迎えた。宮崎カスタマーセンターの設立から14年目となり、すっかり地元に定着しているようだ。

 いずれは、ここでゲーミングPC「ALIENWARE」の組み立ても行われるのかも……そこで使われるCPUは……という夢が広がるイベントだった。

宮崎カスタマセンター 参加者とトレーナーの先生、運営スタッフを含めた記念撮影が最後に行われた

取材協力:デル株式会社

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