先週、Noctuaから全てのパーツを黒でそろえたCPUクーラーが売り出された。14cmファンを2基搭載したデュアルフィンのサイドフローモデル「NH-D15 chromax.black」と、12cmファンを1基備えるスリムなサイドフローモデル「NH-U12S chromax.black」、9cmファンを上部に置いた全高37mmのトップフローモデル「NH-L9i chromax.black」の3種類で、価格は順に1万6000円弱と1万1000円前後、8000円弱(税込み、以下同)となる。
それぞれのベースモデルは2012〜2014年に登場しており、CPUクーラーとしての性能は変わらない。それでも大きな反響を期待する声は少なくない。
パソコンSHOPアークは「Noctuaの性能の高さに一目置いている人は多いんですが、独特のカラーが好みを分けるところがあって……。黒一色になれば他のパーツともあわせやすいですから、待っていたという人はそれなりにいるんじゃないかと思います」と話していた。
光モノやMOD PCが注目される昨今は、マシン全体の色調にもこだわる人が増えている。そういった背景から、ブラックモデルが登場したと推測する声が多い。あるショップからは「Noctua自身はかのカラーに誇りを持っているから、黒モデルがヒットしたら心中複雑かも。でも、世界中でニーズがありそうではあります」とのコメントも聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.