セットアップの手順は従来と同じく、スマートフォンアプリを用いて行う。本体の画面をほとんど使わず、スマホアプリを中心に進めるのは、Echo Showと比べた場合の大きな違いだ。
ちなみに、セットアップのフローはかなり長い。これは主要な設定以外をセットアップ後に個別に行うEchoと異なり、本製品は音声認識やカメラ回りを含むほとんどの設定を最初に終わらせるためだ。実際のところ、これで終わりだろうと思ったらまた次のステップが開始、というのが繰り返されるので、かなり疲れる。
とはいえ、ひとまずユーザー側でできるのは、セットアップは時間に余裕がある時を狙って行うことくらいしかない。加えて、例によってGoogleアシスタントが大音量でしゃべり出すので、音量調整ボタンの位置(画面背後の右側)を確認しておき、瞬時に音を下げられるようにしておくことをお勧めする。
以下、代表的な画面をスクリーンショットで紹介する。

まずはスマホのGoogle Homeアプリを起動。同じネットワーク内にある本製品が検出されるので、「デバイスのセットアップ」を選択し、続いて本製品およびその設置場所を選択(画面=左)。ネットワークおよびGoogleアシスタントの設定を行う(画面=右)
カメラでできる機能のオンもしくはオフを選択する(画面=左)。Voice Matchの設定に続いて、顔を認識させるためにFace Matchの設定を行う。これは本体カメラではなくスマホのカメラを使って行う(画面=右)画面の基本的な構成は、従来のモデルに準じている。すなわち、画面を右から左へとスワイプすれば、スケジュールや再生中の音楽、本製品でできることをまとめたカードが表示される。
またホーム画面を上から下へとスワイプすれば、スマートホームのコントロール画面が、下から上とスワイプすれば、音量や輝度調整、タイマーなどの設定画面が表示される。これらは基本的に従来のGoogle Nest Hubと共通なので、必要に応じて以前のGoogle Nest Hubのレビューも参考にしてほしい。
続いて、新たに内蔵したカメラ回りを見ていこう。
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