2019年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5(1/5 ページ)

» 2019年12月27日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

 個人が使うIT関連のデバイスは、ホームユースとビジネスユースのボーダレス化がますます進行しつつある。一時期話題になったBYOD(Bring Your Own Device:私的デバイスの業務利用)という言葉こそあまり耳にしなくなったが、SOHOレベルでは明確な区分もなく使われていることも少なくないし、同じデバイスが個人と企業で異なる用途で使われているケースもよく目にする。

 今回はそんなデバイス、ここでは「デジタル仕事道具」と称するが、筆者が2019年に新たに購入した製品の中から、ベストバイと呼べる製品を、5つのジャンルそれぞれについてピックアップしてお届けする。スマートスピーカーやイヤフォンなど、ややプライベート寄りの強い製品も含むが、SOHOまで含めれば、ビジネスユースで役立つ「デジタル仕事道具」であることに変わりはない。製品購入にあたって参考にしていただければ幸いだ。

ノートPC部門:レノボ・ジャパン「ThinkPad X1 Carbon」

ThinkPad X1 Carbon 「ThinkPad X1 Carbon(2019)」。14.1型ながら約1.09kgという軽さが特徴だ。キーサイズやピッチを維持しつつボディーの小型化を果たしている

 筆者にとって長らく(といっても直近1〜2年だが)の悲願だったのが、身の回りのデバイスをUSB Type-Cで統一することだ。2018年は「iPad Pro」の他、USB Type-C搭載の「Pixel 3」を購入したことで、タブレットとスマートフォンについてはiPhoneを除き、メインどころをほぼUSB Type-Cに統一できていた。最後のとりでだったのがノートPCだ。

 その牙城を崩すべく、従来モデルから買い替えたのが「ThinkPad X1 Carbon」だ。2019年の早いタイミングで新モデルが発表されながら、なかなか発売日が決まらずやきもきしたのだが、7月になってようやく国内で発売され、これまで使っていた第4世代モデルから、3年ぶりに買い替えを行った(今回のモデルは第7世代)。

 14.1型という画面サイズながら1kg強という軽さで、持ち歩いての作業に最適なこの製品は、2017年の第5世代モデルからUSB Power Delievry(USB PD)による急速充電をサポートしている。これまで筆者が使っていた第4世代モデルは、ちょうどUSB Type-Cを搭載する前のモデルゆえ利用できず、今回の買い替えによってようやく恩恵を受けられるようになった。

 今回はメモリを追加して16GBとし、かつLTE対応モデルを選択したため20万円を超えてしまったが、USB Type-Cへの統一でUSB PDが利用可能になれば、外出先でモバイルバッテリーによる充電が可能になる他、前述のiPad ProやPixel 3などと充電器を統一できる。このメリットは何物にも代え難い。頑丈なボディーは従来モデル譲りで、さらなる軽量化(約1.09kg)が図られているのもプラス要因だ。画面がノングレアなのもよい。

 次の課題は、自宅で本製品によるマルチディスプレイを構築しているディスプレイのUSB Type-C化なのだが、現時点では、このThinkPadに対応したHDMI×2ポート搭載のドック「ThinkPad Thunderbolt 3 ドック 2」を利用してトリプルディスプレイ化を果たしており、しばらくはこれで運用することになりそうだ。USB PD製品はそろそろ仕様もこなれてきたところで、様子見だった人も、そろそろ本腰を入れてみてよいのではないかと思う。

ThinkPad X1 Carbon 側面にUSB Type-C端子×2を搭載し、USB PDによる急速充電が行える
ThinkPad X1 Carbon 一度慣れると欠かせなくなる、キーボード中央のポインティングデバイス「トラックポイント」は健在。タッチパッドも搭載する。隣には指紋認証センサーが見える

 続いては、筆者が連載を担当しているスマートスピーカー部門だ。

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