一度は使ってみるべし、Alexaをさらに使いこなすための最新Tips×5選山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2020年01月28日 06時01分 公開
[山口真弘ITmedia]
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画面付きモデルでこそ試したい「ウェイクワードの変更機能」

 1つの部屋に、ディスプレイ搭載タイプのEchoと、画面がないスピーカータイプのEchoの両方が設置されている場合、ディスプレイに情報を表示したかったのに、スピーカータイプの方が反応してしまうことがある。

 こういった場合は、ウェイクワードの変更機能を使って、ディスプレイ搭載タイプと、スピーカータイプとで、呼びかける名前を変えておくとよい。具体的には、前者を「Alexa」、後者を「Echo」といった具合に変えておく。こうすれば、必要に応じて一方だけに呼びかけられるようになる。

 この機能自体は発売当初から存在するが、特定のデバイスを呼ぶために名前を変えるという使い方は、複数台を所有していて初めて意味を持つだけに、Tipsとしては比較的新しい。ただし、各デバイスごとの守備範囲を明確に分けている場合、かえって使いづらくなる可能性があるので注意したい。

Alexa 各デバイスの設定画面で「ウェイクワード」から変更する。なお、Fireタブレットなどではウェイクワードの選択肢が制限される

同じモデルが2台手に入ったら試してみたい「ペア機能」

 新しい世代のEchoは、2台をペア設定することで、ストリーミング音楽をステレオで再生できる。Echoはセールで安く販売されることがよくあるので、そうしたタイミングを狙って2台目を追加購入し、ペアで運用するのは賢い方法だ。

 ただし、Google Homeのペア機能と異なり、Echoのそれは異なるモデルであってもペアとして指定できるが、モデルによって最小音量が異なるせいで、左右で音量が微妙に違っていてストレスに感じることがある。現実的にはペア設定は、同一モデルでのみ行った方がよいだろう。

Alexa 各デバイスの設定画面で「ステレオペア/サブウーファー」から設定する
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