次に行ったのは、実際にゲームをプレイした状態でのフレームレート測定だ。採用したゲームは「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)と「フォートナイト」の2つだ。デフォルトで用意されている解像度ごとに複数回フレームレートを測定し、その平均値と最大値、最小値を算出した。
まずPUBGだが、WQHDの解像度で画質設定が「ウルトラ」でも平均63fpsを越えており、高解像度で美しい映像を楽しめることが分かる。グラフィックスのクオリティーを低くすると陰影が消えたり、オブジェクトのジャギーが気になったりするものだ。プレイのクオリティーにも影響してくるので、高解像度かつ美しいグラフィックスは必須であり、これをクリアできているのはさすがといったところだ。
続いてフォートナイトだが、PUBGに比べると負荷が軽いゲームなので、普及帯のグラフィックスカードでもそこそこきれいな画面でプレイできる。ただし「フォートナイト」は、低い解像度にするとジャギーがとても目立ち、画像が思いっきり粗くなるという特徴がある。
このため、できるだけ高解像度でプレイしたいものだが、フルHDの解像度ではグラフィックスの設定が「最高」の設定でも平均100fpsを越えているので、どのような設定でも問題ないと思われる。
もっとも、WQHDになると「最高」では平均60fpsとなるのがやっとだ。その前の「高」では平均100fpsを越えていたのだが、急に差がつく感じだ。何度となく測定し直したが、実際のプレイ中はカクつきなども感じることはなく、プレイには特に問題なかった。
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