Ryzen Mobile 4000シリーズ搭載PC「ROG Zephyrus G14」でゲームをやりこんで分かったこと8コア16スレッドの新星(2/5 ページ)

» 2020年05月27日 11時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

光って動く天板でオリジナリティーを出せる「AniMe Matrix」

 先ほども述べた通り、本製品にはAniMe Matrixという機能が用意されている。これは液晶ディスプレイの天板半分に備え付けられている白色LEDを使って、インジケーターや文字を表示できる仕組みだ。

 AniMe Matrixの表示は、ASUS製のPCに用意されているユーティリティー「Armoury Crate」でコントロールできる。デフォルトで「Content Library」としてアニメーションのパターンが8種類用意されており、サウンドを鳴らしたときのインジケーターの役割を果たす「Spectrum」が使える「Audio Mode」や、メールの着信や時刻、電池残量を表示してくれる「Notification Setting」もある。さらに自分が選んだ画像を読み込んで表示する機能も用意されており、ゲームパーティーなどでアピールするのにも適している。

 AniMe Matrixは意外と明るく表示されるため、LANパーティーやゲームイベントなどで使ったらかなり目立つのは間違いない。ただし自分からは見えないので、いざというときは事前に予行演習をしておいた方がよいだろう。

ROG Zephyrus G14 液晶ディスプレイ天板にLEDが内蔵されている。無点灯の状態だと、ボディーカラーのムーンライトホワイトが際立つ印象だ
ROG Zephyrus G14 こちらは「PC USER」の文字を光らせたところ。動きのある表現が可能だ
ROG Zephyrus G14 流星のように左上から右下にかけて光らせたり、ROGのロゴを光らせたりもできる
ROG Zephyrus G14 時刻などの文字表示も行える
ROG Zephyrus G14 好きな写真を読み込ませて表示することも可能だ(画面は東京スカイツリー)

充実のインタフェースを用意

 本製品のサイズは約324(幅)×222(奥行き)×17.9(厚さ)mm、重量は約1.7kgとゲーミングノートPCとしてはコンパクトだ(AniMe Matrix非搭載モデルはさらにスリムで軽量)。

 ポート類は両側面にまとまっており、USB 3.1 Type-C端子のうち片方は、USB Power Delivery(USB PD)による電源入力やDisplayPort 1.4による映像出力にも対応する。Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)やBluetooth 5.0も利用可能だ。

ROG Zephyrus G14 前面はフラットなデザインだ
ROG Zephyrus G14 背面に排気口が用意されている
ROG Zephyrus G14 左側面にHDMI 2.0b出力端子、USB 3.1 Type-C端子(USB PD入力、DisplayPort出力対応)、ヘッドフォン/マイクコンボジャック端子がある。ACアダプターは独自形状だ
ROG Zephyrus G14 右側面はUSB 3.1 Type-Cと2基のUSB 3.1 Type-Aの各端子があり、排気口の奥にセキュリティロック・スロット(ケンジントンロック)を配置する
ROG Zephyrus G14 底面のカラーはシルバーで、通気口が多い

 それでは早速、本製品のパフォーマンスを見ていこう。

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