Ryzen Mobile 4000シリーズ搭載PC「ROG Zephyrus G14」でゲームをやりこんで分かったこと8コア16スレッドの新星(3/5 ページ)

» 2020年05月27日 11時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

ベンチマークテストで性能を検証

 ここからは、ベンチマークテストやゲームをプレイした際のフレームレートの変化を見つつ、本製品の性能を確かめていく。

 一般的なベンチマークテスト(PCMark 10や3DMarkなど)は以前の記事を参照していただくとして、今回はゲーム回りに特化した形でチェックする。

 まずテストしたのは「ファイナルファンタジーXV」の公式ベンチマークテストである「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FFXVベンチ)だ。比較対象として、筆者が所有しているゲーミングノートPCを採用した。比較PCのスペックは以下の通りだ。

テストPCの主なスペック
製品名 ROG Zephyrus G14 比較用ゲーミングPC
CPU Ryzen 9 4900HS Core i7-9750H
コア/スレッド数 8コア16スレッド 6コア12スレッド
動作クロック 3.0GHz〜4.3GHz 2.6GHz〜4.5GHz
メモリ 16GB 16GB
GPU GeForce RTX 2060 with Max-Q GeForce RTX 2060
ストレージ 1TB(M.2 NVMe SSD) 512GB(M.2 NVMe SSD)
ROG Zephyrus G14 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」の画面
ROG Zephyrus G14 チョコボでの移動や戦闘シーンなど、実際の画面に近い形でテストされる

 結果を見ていただくと分かるように、実力としてはほぼ変わらない。ただしROG Zephyrus G14のGPUがGeForce RTX 2060 Max-Q Designである分(APUに内蔵されたVegaアーキテクチャの「AMD Radeon Graphics」も利用可能)、動作クロックを抑えることで消費電力を低くしているため、どうしても性能差が低い方に出てしまう。つまり結果的にはGPUの性能低下をCPUが持ち上げている状態だと言える。そのような条件下でも前世代のCore i7-9750Hと同等かそれ以上の性能を出していると考えれば納得がいく。

ROG Zephyrus G14 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」結果(WQHD)
ROG Zephyrus G14 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」結果(フルHD)

 同じく「FFXVベンチ」でフレームレートの推移を測定した。WQHDではさすがに動作が重いのか、標準品質でも平均55fpsで、快適にゲームがプレイできる60fpsを下回った。ただし、先ほどのベンチマークテスト結果ではWQHD/高品質でも「やや快適」という評価なので、全くプレイできないというわけではないだろう。高解像度でも「快適」なプレイを実現するなら、解像度はフルHDにしておくことをお勧めする。

ROG Zephyrus G14 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」のフレームレート測定結果(WQHD)
ROG Zephyrus G14 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」のフレームレート測定結果(フルHD)

 なお、前回のレビューでフルHDモデルのバッテリー稼働時間は「Modern Office Battery Life」で10時間21分だったが、本製品でゲーム環境におけるバッテリーテスト「Gaming」では1時間25分だった。バッテリー駆動でフルパフォーマンスを常時必要とするシーンは少ないだろうが、非常用としては十分な動作時間だろう。

ROG Zephyrus G14 「Gaming」のバッテリーテスト結果

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