GIGABYTE Technology(以下、GIGABYTE)からゲーミングノートPC「AORUS 15G」が登場した。全てのモデルで最新の第10世代Core i7を搭載するラインアップとなっているが、中にはCPUに8コア16スレッドのCore i7-10875H、GPUにGeForce RTX 2080 Super With Max-Q Designを採用するハイエンドモデル「AORUS 15G YB-8JP2130MP」が用意されており、現時点で最強の部類に入るゲーミングノートPCだ。
このクラスのスペックとなると、価格も税込みで38万円程度とかなりお高くなるが、今後も使い続けることを考えると、納得のいくスペックを持っているといえる。今回はこの最強マシンを試すことができたので、紹介していきたい。
まずはハードウェア回りから見ていこう。評価機のスペックは以下の通りだ。
| AORUS 15G YB-8JP2130MPの主なスペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-10875H(8コア16スレッド、2.3GHz〜5.1GHz、TDP 45W) |
| GPU | GeForce RTX 2080 Super With Max-Q Design |
| メモリ | 16GB DDR4-3200(PC4-25600)SDRAM |
| チップセット | Intel HM470 Express |
| ディスプレイ | 15.6型IGZOノングレア |
| リフレッシュレート | 240Hz |
| 画面解像度 | 1920×1080ピクセル |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(Killer AX1650) |
| ボディーサイズ | 約356(幅)×250(奥行き)×25(厚さ)mm |
| 重量 | 約2.2kg |
| OS | Windows 10 Pro(64bit) |
スペックだけ見ても、思わずクラッとくるような豪華さだ。これならば、購入後数年たっても十分活躍できるレベルで、最新のテクノロジーをぎゅっと込めたモデルだともいえる。
中でも光っているのが、CPUに開発コード名Comet Lake-HのCore i7-10875Hを搭載していることだ。このCPUは最新の第10世代Core i7だが、ターボ・ブーストを利用したときには5.1GHzとなるなど、前世代のCore i9-9880Hを越えるスペックを持つ。
このため、GeForce RTX 2080 Super With Max-Q Designと合わせて考えれば、これ以上強力なゲーミングノートPCはないといえる。しかも搭載するディスプレイは240Hzのリフレッシュレートだ。FPSだろうがなんだろうが、ヌルヌルと動くプレイが可能な、ゲーマーならば誰もが憧れるPCといえるのではないだろうか。
1920×1080ピクセル表示に対応した、非光沢15.6型のシャープ製IGZOディスプレイを採用する。3mmの狭額縁が目を引く。出荷時に、X-Rite PANTONE認証による色校正を施しているという次に、キーボードやインタフェース回りを見ていこう。
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