プロナビ
レビュー
» 2020年07月15日 12時00分 公開

テレワークも超快適な約6.3万円のゲーミングチェア「noblechairs ICON Black Edition」を全力で試す「組み立て」までがクライマックス?(2/2 ページ)

[井上翔,ITmedia]
前のページへ 1|2       

とても良い座り心地 汗っかきの筆者にも優しい

 組み立ての終了後、早速座ってみた。当たり前ではあるが、旧居にあった椅子とは何もかもが違い、快適である。

 筆者は身長約186cm、座高は約98cmと、身長と座高の比率が「2対1」の体を持つ。背もたれの背中がかかる部分の高さは約86cmで、筆者の場合、しっかりと腰掛けても頭が数cmはみ出してしまう。ただ、頭のはみ出しはそれほど気にならない。

 付属の枕(ネッククッション)については、実際に使ってみた上で不要であれば外してしまっても構わないだろう。筆者はやや「ストレートネック」の気があり、それが起因となる体調不良が発生することもあるので、ちょうど首のあたりに枕が来るように調整している。

枕 枕は着脱可能。好みに合わせて位置もある程度調整できる

 背もたれは、約90度から約135度の範囲でリクライニングする。自動車のシートをモチーフとしているだけあり、背もたれのリクライニングはリクライニングバーで行う。ゲームのプレイや仕事はもちろん、しっかり倒せば(実際にやるはどうかは別として)仮眠も取れるだろう。

【訂正:15時40分】初出時、背もたれのリクライニング角度が誤っていました。おわびして訂正いたします

 座面の横幅は約50cmある。これだけの幅があれば、おおむね人を選ばずに座ることができる。背もたれと合わせて、しっかりとしたホールド感があるので、長時間座っても疲れはたまりにくい。

 体重をかけると背もたれと座面が同時に動く「ロッキング」機構も備える。筆者はPCなどに向かって作業している時はロッキングを無効にして背もたれと座面を固定している。理由は簡単で、ゆらゆらすると気が散るからだ。一方、休憩中はロッキングを有効にしてゆらゆらして遊んでいる。

90度 背もたれを限界まで前に倒した図。この状態で座ることはないだろうが、机の中にしまう際はこれくらいの角度にしておいた方が収まりは良さそうである
145度 背もたれを限界まで後ろに倒した図。この状態なら、仮眠にも使えそうだ(筆者は椅子で寝ることはないが……)
バー リクライニングバー。自動車のシートみたいで個人的には非常に気に入っている

 今回試しているICONを含め、BLACK EDITIONの製品には、先述の通りハイブリッドPUレザーが使われている。筆者はよく汗をかく体質で、夏場に本革素材、あるいはそれに類する素材の椅子に座ると、次第に汗で不快な気分になってくることがある。

 それに対して、BLACK EDITIONのハイブリッドPUレザーは、そのアピール通り通気性と透湿性に優れており、長時間座っても快適だ。離席しても、ぬれたような様子もなく、本当に快適だ。実は何度か座面に液体をこぼしてしまったことがあるのだが、すぐにふき取ればシミなども残らない。

座面 導入してからちょうど1カ月経過した座面。きれいな状態を保てている

 地味ではあるが、アームレストはとても良い仕事をしてくれる。筆者の自室の机(床から天板高は約70cm)は奥行きがやや狭く、肘を置くスペースを確保できないのだが、アームレストを最大の高さ(床から約68cm)にすると、ちょうどアームレスト代わりになる。おかげで、キーボードを打つ際のストレスもほとんどない。

 ……のだが、アームレストを最大の高さのままにすると、椅子を机の中にしまえない。だが、最低の高さ(床から約61cm)にすると、ギリギリしまえる。

 椅子を机の中にしまいたい人は、アームレストの高さを考慮に入れた方が良いかもしれない。

アームレスト アームレストの高さは、約7cmほど上下に調整できる

 筆者にとって、ICONは初めてのゲーミングチェアだ。率直にいうと、搬入から組み立てまでがクライマックスで、一般的な椅子と比べると導入に手間取ることは間違いない。

 しかし、いったん組み立てを終え運用を始めると、「私が今まで座ってきた椅子とは何だったのだ……」というほどに快適さを実感できる。事実、テレワークでの執務中、ほぼ座りっぱなしになっても疲れを覚えることはほとんどない。「ゲーミング」はもとより「ワーキング」でもお勧めできる椅子だ

 問題は税込みで6万2820円という価格だが、クラウドファンディング期間中(7月27日まで)なら、予定価格よりも8000〜1万円引きで購入できる。配送予定が「11月末まで」と少し遅めであることが気になるが、3カ月ほど待つだけの価値はあるといえる。

 職場によっては、これからテレワークが恒久的な制度となることも考えられる。「生産性を上げる投資」として、noblechairsの導入を検討してもいいのではないだろうか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.