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» 2020年07月31日 12時00分 公開

お手軽ゲーミングPCの道:今ベストな「5万円台スト5PC」の形を再考する【追加ベンチマーク編】 (2/5)

[西川善司,ITmedia]

タダでストVがもらえるCore i5で最安値の「Core i5-9400F」も入手

 本連載の「パーツ選定編」が掲載された3月当時では、コストパフォーマンス的に選択肢から外してしまった6コア6スレッド対応モデルの「Core i5-9400F」(2.9GHz〜4.1GHz)は、7月時点の今も価格はほぼ変動せず1万7000円前後のままだ。

 Core i5/i7/i9を購入すると、無料でPC版「ストリートファイターV チャンピオンエディション」(Steam標準価格は3990円)がプレゼントされる「Unleash Your Brilliance」キャンペーンは一度5月末日で終了したものの、ほぼ同内容のキャンペーンが7月6日から再スタートしたので、「ストVのゲームも手に入れる」という目的までを考慮すると、同じ6コア6スレッド対応モデルの「Ryzen 5 3500」(実勢価格約1万6000円)を、コストパフォーマンス的に現在はしのぐ状況になっている。

スト5PC CPUを買うとプレゼントされるゲームは「ストリートファイターV チャンピオンエディション」の他に「バイオハザード RE:3」も選べる。毎月900名先着の購入者にプレゼントされる。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと

 このCore i5-9400Fは、定格動作クロックこそ2.9GHzとRyzen 5系より低いが、ブーストクロックは4.1GHzと、Ryzen 5系を圧倒する。このあたりの性能特性が実効パフォーマンスにおいてどうなるか興味がそそられる。ということで、急きょCore i5-9400Fを搭載した弐号機を自作し、テスト対象に組み入れた。

スト5PC Intel「Core i5-9400F」のパッケージ
スト5PC Core i5-9400Fは、ストリートファイターV チャンピオンエディション(Steamの標準価格3990円)がプレゼントされる「Unleash Your Brilliance」キャンペーンの対象CPUでは、最も安価なモデルである。ずばり、狙い目だ

 これに合わせて、マザーボードも取り寄せた。選択したのは、Intel B365チップセットを搭載したASRockの「B365M PRO4」だ。microATX仕様にもかかわらず、メモリスロットを4基実装し、それでいて実勢価格が1万円前後とお手頃なのが心憎い。

スト5PC Intel B365チップセット搭載のマザーボードASRock「B365M PRO4」
スト5PC microATXでありながら、4基のDIMMスロットを備えるのが特徴だ
スト5PC LGA1151ソケットにCore i5-9400Fを取り付けたところ

 さて、CPU事情に詳しい読者の中には「ストVだったら、出たばかりの第10世代CPU、Core i3 10100でもよいのではないか。6コアはないが、4コア8スレッドはあるし、定格動作クロックは3.6GHz、ブーストクロックは4.3GHzなので、底力はありそうだ」といった意見を持つ方も少なくないだろう。筆者も、そう思った。ソケットタイプがLGA1200となり、チップセットも400型番へと刷新されているが、microATX仕様のマザーボードは1万円前後と、意外にも求めやすい価格帯になっている。

 ただ、前出のキャンペーンで、ストVがもらえるのは「Core i5以上のCPUを購入する」ことが条件なのだ。なので本連載では選外としたが、コストパフォーマンス重視でインテルベースの自作PCを作るには悪くないCPUだとは思う。

 ちなみに、前出のキャンペーンのプレゼント対象者は「第9世代、第10世代のCore i5以上の購入者」なので、「6コアのCPUで」という本連載の選定条件で行けば実勢価格2万円前後で販売されている第10世代の「Core i5 10400F」(6コア12スレッド、定格2.9GHz、ブースト4.3GHz)もいい選択だ。3990円(Steam標準価格)のストVがもらえるとすれば、価格が1万8000円にまで上がってしまった、AMDのRyzen 5 2600をコストパフォーマンス的にはしのぐことになる。

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