スマートホームを活用している人には欠かせない音声アシスタント「Alexa」だが、Fireはあくまでタブレットとして使うので、Alexaは不要という人もいるだろう。もし不要なのにセットアップ中にうっかり有効にしてしまっていたら、設定画面からオフにしておこう。「Showモード」をオフにしただけでは、Alexaハンズフリーモードが起動してしまうので要注意だ。
これとは逆に、Alexaの機能自体は必要だが、既に所有しているスマートスピーカー「Echo」シリーズとうまく役割を分担させたいという場合は、ウェイクワード(呼び名)を変更しておけば、ディスプレイに情報を表示したい場合には本製品、そうでなければEchoに呼びかけるといった具合に、両モデルを呼び名で区別できるようになる。
ちなみに、ウェイクワードの選択肢は「Alexa」と「Amazon」の二択なので、EchoをAlexaのまま使うならば、本製品をAmazonに変更することになる。もっとも、Echoは呼び名のバリエーションが4つと多いので、本製品はAlexaのまま使い、Echoの側を別のウェイクワード(Echoなど)に変えた方が自然かもしれない。
Alexaは使うが他のスマートスピーカー「Echo」、スマートディスプレイ「Echo Show」シリーズとのすみ分けが難しいようならば、上と同じ画面でウェイクワード(呼び名)を変更しておくと呼びかけ先を変更できるFireタブレットは「指紋認証」「顔認証」のいずれにも対応しておらず、デフォルトのままでは誰でも中身をのぞき放題になっている。自宅から持ち出すことはないにしても、自分以外の家族にビデオの視聴履歴や本の読書履歴を見られたくない場合は、パスワードもしくはPINを設定しておくとよいだろう。
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