メインディスプレイのサイズは15.6型で、画面解像度は3840×2160ピクセル(4K UHD)に対応する。IPS相当の「IPSレベル」パネルを採用しており、印刷業界の標準であるAdobe RGB100%をカバーする広色域を確保している。
また、3Dグラフィックスの描画時にディスプレイのリフレッシュタイミングをフレームレートに合わせる「NVIDIA G-Sync」にも対応済みだ。描画のフレームレートが60fpsに満たない場合でも、スタッタリング(カクつき)やティアリング(描画のズレ)のないスムーズな描画をできるのがメリットとなる。
本製品は、「ROG ScreenPad Plus」と呼ばれるサブディスプレイも搭載しており、サイズは14型で画面解像度は3940×1100ピクセルだ。インターネットコンテンツの標準であるsRGB100%の色域に対応する。こちらはタッチ操作に対応しており、指で直接触れての操作も可能だ。パネル種類は非公開だが、視野角は広くなく、角度を変えると少しくすんだように見える。
なお、2画面ともに表面はノングレア仕様だ。外光や照明の映り込みが少なく、長時間利用しても目が疲れにくい。
2つのディスプレイは、Windows 10上からは通常のデュアルディスプレイと同様に認識されている。
ただしウインドウの表示操作にひと工夫あり、アプリのウインドウをドラッグするとガイドアイコンがオンスクリーンで表示され、拡張ウインドウ表示(2画面にまたがってウインドウを表示する)のオン/オフ、ウインドウの上下画面入れ替え、ウインドウのセカンド画面への固定をその場で選択できるようになっている。
また、セカンド画面専用のミニアプリとして、ランチャーやテンキーなどが用意されている。セカンド画面の領域を3分割し、それぞれ別のウインドウやアプリを置いておくことが可能だ。
では、ベンチマークテストで本製品の実力をチェックしよう。
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