さて、Questを利用する際に、ユーザーが最初に見ることになるのがホーム空間だ。PCでいえばデスクトップ画面、スマホでいえばホーム画面に相当する。
真正面に現れるウインドウは、左側にタブのように項目が並んでおり、選択すると中央に内容が現れる。右側には、フレンドやアチーブメントなどのアクティビティーが表示される。画面上部には検索欄や設定アイコンなどがまとまっている。
もう少し細かい操作をしたいときは、先ほども触れた右手のOculusボタンでユニバーサルメニューを開けばいい。中央下部にパネルが現れて、現在時刻やWi-Fiの接続状況、ヘッドマウントディスプレイ/コントローラーの電池残量などを確認できる。
「アプリ」や「友達」、「設定」はそのままで、「お知らせ」はアップデートなどの履歴、「シェア」はスクリーンショットや録画の際に利用する。
ユニバーサルメニューからダウンロードなしに使えるアプリは、Webブラウザーとボイスチャットになる。Webブラウザーは、普通にWebページを閲覧する他、YouTubeの360度動画やWebVR対応のコンテンツは、平面ではなく空間に展開して体験できる。
ボイスチャットは1対1だったりグループで通話できたりするのだが、筆者は1度も使ったことがない……(フレンド0人という訳ではなく、話をするならソーシャルVRアプリを使うので)。
ちなみに、ホーム空間のデザインは設定から変えられる。Rift用のホーム空間では、家具を置くなどのカスタマイズが可能だったが、Questでは対応していない。
手で操作したい場合は、Handアプリを一度立ち上げて設定すればいい。コントローラーを置くと手が認識されて、人差し指で差して項目を選び、親指と人差し指でつまんで決定といった操作を行えるようになる。ただし、全てのアプリが対応しているわけではない。
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