連続リード最大毎秒6500MBのPCIe SSD「WD Black AN1500 NVMe」が話題に古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2020年10月19日 14時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 先週のストレージ系新製品では、Western Digitalの「WD Black AN1500 NVMe」シリーズが目立っていた。4TBと2TB、1TBモデルがあり、価格は順に10万5000円前後と5万5000円前後、2万8000円前後(税込み、以下同)となる。

WD Black AN1500 NVMe パソコン工房 秋葉原BUYMORE店に入荷した「WD Black AN1500 NVMe」
WD Black AN1500 NVMe パッケージの裏面

大容量&高速が狙えるPCIe SSDにコアな視線

 WD Black AN1500 NVMeはPCIe Gen3 x8接続の拡張カード型SSDで、内部にM.2タイプのWD BLACK SSDを2枚収め、RAID 0を構築することで高速環境を実現している。シーケンシャル速度はリードで最大毎秒6500MB、ライトは最大毎秒4100MBとなる。

 高速なSSDとして、10月初旬に登場したサムスンのM.2モデル「980 PRO」がヒットしているが、WD Black AN1500 NVMeは拡張スロットを使って大容量を追求できる選択肢となりそうだ。

 TSUKUMO eX.は「x8接続なので、多くのマザーではx16スロットを使うことになるでしょう。このため、グラフィックスカードとのレーンの取り合いをどうするかという問題が出てきます。そのあたりを上手く調整すれば面白いパーツですよね。ブートも可能とうたっているので、使用用途はけっこう広そうです」と高く評価していた。

980 PRO TSUKUMO eX.の高速SSD価格表。上に「980 PRO」が並ぶ

 次に、人気のオープンフレームケースの新作を見ていく。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月24日 更新
  1. なぜ発売? ドローン規制が厳しい日本でInsta360の新ドローン「Antigravity A1」が登場 その背景は (2025年12月23日)
  2. E Ink電子ノート「iFLYTEK AINOTE Air 2」がセールで1万6000円引き (2025年12月22日)
  3. “家中どこでもコンセント”を実現 日常で使いたくなる実売1.5万円のポータブル電源「BLUETTI AORA 10」を試す (2025年12月24日)
  4. クラウドストレージの金銭的負担が増してきた 回避策としてTerraMasterのNASキット「F2-425」を使ってみた【セットアップ編】 (2025年12月23日)
  5. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  6. Wi-Fi 7対応の高性能ルーター「Amazon eero Pro 7 3ユニット」がセールで1万8000円引き (2025年12月22日)
  7. VRChat経営陣が来日 “スタンミショック”でユーザー激増からの定着──独特な“3rdプレース”ビジネス化の展望 (2025年12月22日)
  8. Ryzen 5 3500U搭載のミニPC「GMKtec NucBox G10」が20%オフの3万4999円に (2025年12月23日)
  9. 一部PCショップでBTOパソコンの「受注停止」「納期遅延」が発生 値上げ兆候を受けた“駆け込み需要”か【12月22日時点】 (2025年12月22日)
  10. 「秘伝のたれ」を捨て、ルンバは生まれ変わる――iRobotチャプター11申請も「ワクワクしかない」とアイロボットジャパン新社長が語る理由 (2025年12月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー