「DeskMini X300」がデビュー即大ヒット!古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2020年10月12日 14時30分 公開
[古田雄介ITmedia]

 先週、ASRockの小型ベアボーンキット「DeskMini」シリーズの新モデルが売り出された。2019年2月発売のAMD系「DeskMini A300」の後継モデルとなる「DeskMini X300」と、Intel系の「DeskMini H470」で、価格は順に2万2000円前後と2万3000円前後だ(税込み、以下同)。

DeskMini X300 ASRock「DeskMini H470」(左)と「DeskMini X300」(右)

AMDのX300が大人気だがIntelのH470も魅力

 DeskMini X300はSokcet AM4対応のAMD X300チップセットを搭載しており、Ryzen PRO 4000シリーズを含めたTDP 65W以下のAPUが組み込める。ストレージはM.2 NVMe(PCIe x4 Gen3)スロットとSATA向けの2.5インチベイがそれぞれ2基あり、メモリはSO-DIMM DDR4を2基備える。

 映像出力端子はHDMI 2.0とDisplayPort、D-Sub 15ピン(アナログRGB)だ。ボディーサイズは従来と同じく80(幅)×155(奥行き)×155(高さ)mmで、Wi-FiキットやVESAマウンタといったシリーズ共通のオプションアイテムも利用できる。

DeskMini A300 「DeskMini X300」(左)と旧モデルの「DeskMini A300」(右)

 一方のDeskMini H470はIntel H470チップセットを搭載し、TDP 65W以下のLGA1200対応CPUを組み込める。ストレージは2.5インチSATAベイ2基と、M.2スロット(PCIe x4 Gen3/SATA)1基となる。メモリスロットや映像出力、ボディーサイズはDeskMini X300と同じだ。

DeskMini H470 第10世代Coreプロセッサを搭載できる「DeskMini H470」

 発売早々に売れ行きを尋ねたところ、多くのショップで大きな反響があると返ってきた。特に人気があるのはDeskMini X300だ。あるショップは「予約注文から発売日までの段階で、売れ行きの比率は46:1でした。つまりX300の方が圧倒的に売れています」と語る。ドスパラ秋葉原本店は「DeskMini A300の安定した人気を引き継ぎつつ、最新のRyzen PROが使えるアドバンテージがありますからね。待っていた人はけっこう前からいらっしゃいました」という。

 一方のDeskMini H470も、スタートこそゆっくりしているがショップの評価は高い。TSUKUMO eX.は「載せられるプロセッサの幅でいったらH470ですからね。10コア20スレッドのCore i9-10900や10900Tまで視野に入れられるので、そこにロマンを感じる人も出てきそうです」と話していた。

TSUKUMO eX.のCore iシリーズ価格表

 続いては、肉抜きマウスの新作だ。

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