ROG STRIXのGeForce RTX 3080が普段に輪をかけて売れた理由古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)

» 2020年10月17日 06時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 NVIDIAのGeForce RTX 3090/3080を搭載したグラフィックスカードの品薄傾向は先週からほぼ変わらず、それでも少数の入荷は珍しくなくなっていることから、ショップの開店を見計らって買いに来るユーザーが毎日のように見られると、複数のショップが話している。

パソコンSHOPアークのGeForce RTX 3090/3080搭載グラフィックスカードの棚。上位のRTX 3090は若干数陳列されている

金曜日の朝を熱くさせた「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」

 ただ、今週金曜日(16日)はASUSTeKの「ROG STRIX」ブランドに属するGeForce RTX 3080搭載カード「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」が売り出されるとのことで、発売を告知していたショップは開店前の人数は普段よりも多かったという。価格は13万円前後(税込み、以下同)だ。

ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING 2.9スロット分を占有するASUSTeK「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」。55度以下になるとファンの回転が停止するセミファンレス機能も備える
ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のPOP

 ドスパラ秋葉原本店やパソコンSHOPアークは「開店してすぐに売り切れました」という。TSUKUMO eX.も同様で、「もともとROG STRIXは型番指定で狙っている人が多いブランドですし、そこにRTX 3080の人気が重なって異様な熱気がありましたね。他にも、GPU由来で起きるレアな不具合が同社製品だと起きにくいというウワサも背景にあるみたいです」という。

 そうした複数の要因から、「売値から5万円くらい上げて転売しているのを見ました」(某ショップ)とのコメントも聞いた。

 いずれにしろ、同日夕方の時点で街から姿を消していた。再入荷の目処も立っていないという。

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